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嫌なことがあるときほど時間の流れは早く感じるもので、あっという間に朝練が終わり、
私達2人は残りの3年2人を呼び出し、部室にて4人で話し合いをしていた。
「えぇーと……今聞いた話整理するで？」
私とちーちゃんが、事の流れを話し終えたあと、長めの沈黙が続いた。
それを破るように口を開いたのは"
「まず、合宿やる予定やった学校が急にキャンセルしてきた…と？」
「うん。」
「で、天崎先生が闇路監督に相談してみた結果男バレの合宿に参加させてもらえるようになったのか。」
「ちょちょちょ、江原ちゃんうちのセリフ取ってかんといて?!」
琴嶺の説明ゼリフの最後の最後を言ってしまった江原ちゃん、と呼ばれたのは"
天然でどこか抜けているから、今のも何が悪いのかわかって無い様子である。
『まぁまぁ、いずちゃんにも悪気があったわけじゃないだろうし』
「いや、そー言うんやなくて！」
「ていうか、二人はどう思う？」
「どうって、なにがだ？」
『男子と合宿。合同合宿ってことは試合するでしょ？』
男子と女子では試合が成り立たないのでは。私とちーちゃんがその言葉を言おうとしたとき、琴嶺が口を開いた。
「あ〜…!!ほんなら、うち等運ええよなー！」
「「……え？」」
「だってそうやない?!男子のボール取れたらもう怖いもん無しやん！」
「あー！確か、に？」
『そうなのかー？』
琴嶺の言いたいことはまぁなんとなく分かる。
確かに、うちの学校には木兎っていう、男子の中でもトップクラスの選手がいるし…
いつもしてる合宿ってことは音駒と森然、あと生川もくるんだよな…。
練習にはもってこいの場所になるのかもしれないけど、ネットにもなれていない1年生からすると大分しんどいよな〜
「1年には…まぁ、今からでも男子のネットの高さで練習してもらえばいいんじゃない、どっちにしろ今回の合宿でそうするつもりだったんでしょ…」
『え、』
「A声に出とったでー！」
「えぇー…と、じゃあ合宿は参加させてもらう…ってことでいい？」
「「おー、」」
ま じ か
んー、まぁ取り敢えず、決まったからには素早く行動…だな、まずは天崎先生のところに行こう。
そう思った次の瞬間、
チャイムの音が鳴り響いた。
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まお - めちゃめちゃ面白いです..！更新お待ちしております！！ (2022年6月11日 18時) (
レス) @page17 id: 160b3a4401 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 読みやすくて面白いです(о´∀`о)更新楽しみに待ってます☺️ (2022年6月8日 14時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌ﾁｬﾝ x他1人 | 作成日時：2022年6月6日 2時
