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「にしても……、Aがブロック跳ばねぇならどーすっかな〜」
『そこののっぽくんは？』
「俺！ブロックやりますよ！！」
あからさまに残念そうな顔をしてこちらをじっと見る黒尾を横目に床で伸びているのっぽくんを指すと、のっぽくんはそれはまぁ元気に返事をした。
「お前はまず基礎練からだろうが！」
『じゃあ黒尾で…』
「俺はこいつの付き合いだわ、んでお前はなんでちょっと嫌そうなんだよ」
そりゃあそうでしょ、煽られることが分かりきっているのに態々自分からそれを望む人の方が希少に決まっている。
「じゃー、やっぱ。Aブロック跳んでくれよー」
『やだってば、てか、私が跳んだとこで木兎の練習にはなんないでしょ』
「まぁー、それもそうか！」
『おいこら、否定しろ』
「な、なんで怒ってんだ⁈」
私から話を振ったとはいえ、普通に失礼な返事を返してきた木兎を軽く睨んでみれば、少しだけ肩を震わせた木兎は私の肩を掴むと前後に勢いよく揺らしてきた。
「な〜、なんで〜⁈」なんて耳元で叫ばれちゃあ、うるさいったらありゃしないのが？
……待って、流石に酔いそう。
『ぅう…ちょ…流石に離して…木兎……、、』
「おーおー、やめてやれーA死にそうになってんじゃん。」
「え？あーっ、！わリィ！！A！！」
『う…吐きそ……』
黒尾のおかげで、やっとこさ肩から手を離してくれた木兎を若干睨みながら、吐き気をどうにかしようと慌てていると、
赤葦くんがこちらへきて、背中をさすってくれた。
待って、本格的に吐きそう…
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まお - めちゃめちゃ面白いです..！更新お待ちしております！！ (2022年6月11日 18時) (
レス) @page17 id: 160b3a4401 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 読みやすくて面白いです(о´∀`о)更新楽しみに待ってます☺️ (2022年6月8日 14時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌ﾁｬﾝ x他1人 | 作成日時：2022年6月6日 2時
