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日向くんに手伝ってもらいながらもなんとかおじいちゃん家に帰れた私は、時間も遅かっために急いで夕飯作りに取り掛かった。
因みに、今日はハンバーグだ。
そろそろ出来上がる。といったところでタイミング良くお姉ちゃんも帰ってきた。
『おじいちゃーん、そろそろご飯できるよー』
「わぁーい！ねぇねぇAちゃん、今日のご飯何？」
『お姉ちゃん酒臭い…なんでそんなに酔ってんの？』
「あのねぇ〜、今日見つけたお友達と呑んでて〜」
『飲みすぎでしょ、お姉ちゃん酔ったらめんどいんだか…』
「お、今日はハンバーグか」
「Aちゃんのご飯、美味しいんだよ〜！薄くもなく濃くもなく！まさに絶品なの〜！」
『話聞け！！』
全く私の話を聞く気のない姉と、怒っている私の頭を撫でながら姉の話に相槌を打っている祖父。傍から見れば、中々に珍妙な状況だろう
そんな二人の横腹を思い切り殴ってみると、お姉ちゃんは蹲って、おじいちゃんはケラケラと笑った。
「すまんすまん、皿用意したらいいか？」
『うん。』
「うー…いたた…じゃあ私、ご飯よそうね〜」
『宜しく。』
二人がそれぞれ用意してくれている間に、おかず類をお皿に盛る。
それぞれテーブルに置けば、まぁそれなりに美味しそうな一般家庭の夕飯が出来上がる。
『それじゃあ、』
「『「 いただきます 」』」
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿
「んむ？ねぇAちゃん。スマホ鳴ってるよ」
夕飯も食べ終わり、お姉ちゃんが呑み帰りに買ってきてくれたケーキとおじいちゃんが私が来るからと用意してくれたらしい干しいもを食べていると、
私のスマホが鳴ったらしい。
因みに、おじいちゃんは外でバレーボールを触っている。
『うぇ、誰から？ちーちゃん？』
「んー、とね……ニシタニくん？あ、"西谷"くんか。」
『っ…?!ちょ、お姉ちゃんスマホ貸して！！』
「お？ナルホドナルホド？？やっとこさ彼氏できたのか〜？」
私の慌て具合に非ぬ誤解を産んだのであろうお姉ちゃんは、ニヤニヤしながら私にスマホを寄越した。
『違うからね！そんなんじゃないからね！！』
「はいは〜い、早く電話出な」
『うぃっす』
「そっかそっか〜Aちゃんに彼氏か〜」
『だから！違う！！』
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まお - めちゃめちゃ面白いです..！更新お待ちしております！！ (2022年6月11日 18時) (
レス) @page17 id: 160b3a4401 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 読みやすくて面白いです(о´∀`о)更新楽しみに待ってます☺️ (2022年6月8日 14時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌ﾁｬﾝ x他1人 | 作成日時：2022年6月6日 2時
