3-1.お酒好きなお姉ちゃん ページ20
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『ただいま〜!!』
たったの2日間だったというのに、長く感じた合宿が終わり、急ぎ足で家に帰った。
玄関で靴を脱いでいると、バタバタと廊下を走る音が聞こえた、次の瞬間。背中に衝撃とぬくもりを感じた。
「おかえり〜!!」
と、私の背中に抱きついたまま久しぶり〜と笑っている彼女を
『も〜…お姉ちゃんお酒飲んだの?』
「んーん?飲んでないよぉ〜」
「飲んでたでしょ。全く〜…あ、Aちゃん、お風呂入っちゃって。」
『は〜い。』
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『お風呂上がったよ〜』
カレーのいい匂いがふわりと香るリビングに戻ると、丁度父が帰ってきたところだった。
因みに、うちの家族はみんな背が高い。父に至っては185cmはある。姉も170はあると言っていた。母も同じくらいだろう。
それに、自分で言うのも何だが、姉と母は大人びた綺麗な顔立ちをしている。そこらのモデルよりかは美人だろう。
なのに…、残念ながら父に似てしまった私は俗に言う"童顔"だ。中学生に間違われることもしばしば………
『はぁ………』
「どうしたんだ〜?」
『お母さんに似てたら、私美人さんだったんだろうなって。』
「えっ……Aちゃんは十分可愛いよ?!ね?!美月ちゃん!」
「そうだぞ〜私の自慢の妹なんだからな〜。」
そう言いながら両サイドから抱きついてくる巨人たちを引き剥がしていると、母が料理を持ってキッチンから出てきた。
そんな母に気がついたのか、二人は私から離れてテーブルに座った。
「「いただきまーす。」」
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まお - めちゃめちゃ面白いです..!更新お待ちしております!! (2022年6月11日 18時) (レス) @page17 id: 160b3a4401 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 読みやすくて面白いです(о´∀`о)更新楽しみに待ってます☺️ (2022年6月8日 14時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌チャン x他1人 | 作成日時:2022年6月6日 2時