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烏野との試合は14︰25で、私達の勝利だった。
結構あっけなく終わったな。インハイ予選で結構暴れたらしいのに、(泉調べ)
試合が終わった直後は、驚きと絶望が入り混じったような顔をしていた烏野の人たちは、
繋心兄に何かを告げられたあと、少し納得したような、でも悔しそうな…そんな顔をしてペナルティを受けていた。
大方、私達のことについて繋心兄から聞いたんだろうな
「あの!」
隣のコートでしている試合をボーッと眺めていると、誰かに声をかけられた。
誰かって表現したけど声的に西谷くんだよね、うーん気まずい
『えぇーと、どしたの?』
「すごかったっす!うちのエースのスパイク、一発で取るなんて!」
『え"、あり…がとう?』
烏野のエース……さっきの髭の東峰くんのスパイクが、
たまたま私の真正面に来たから、私はそれを綺麗にちーちゃんのとこに上げた。
と言っても、あれは多分まぐれ。私は別にレシーブ力に長けているわけじゃないし、
そもそもあれはいずちゃんたちがブロックしてくれてたから偶々私の真正面に来ただけだし、
それを伝えても尚、西谷くんは「それでもすごいっす!」と、キラキラの笑顔をみせてくれた。
『そっか、んー…お世辞でも凄いリベロにレシーブ褒められるのは嬉しいな!』
「ッ………、?!ぇ、あ、はいッ…!!じゃあ!」
『え、ちょっと?!』
さっきのことを謝ろうと思ったのに、彼は走って烏野のところに戻っていってしまった。
…………まぁ流石に追いかけてまで言う事じゃないしいっか、
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「おぉー!ノヤっさん!さっきの女性のところ………に?」
「……………。」
「西谷、顔真っ赤だぞ。」
「ッ…だぁぁぁぁー!!!反則だろぉ〜……」
「おぉ!ノヤが弱々しいなぁ!」
「おぉ、西谷に春がきたのかぁ……」
「んー…、確かにあの子可愛いべ!」
「Aさんも大変なやつに好かれたな、」
「まぁ、西谷は良いやつだからな〜!」
「どっかのへなちょこと違って男前だしな。」
「えッ………」
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まお - めちゃめちゃ面白いです..!更新お待ちしております!! (2022年6月11日 18時) (レス) @page17 id: 160b3a4401 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 読みやすくて面白いです(о´∀`о)更新楽しみに待ってます☺️ (2022年6月8日 14時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌チャン x他1人 | 作成日時:2022年6月6日 2時