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白い部屋に一人。
降谷さんは諸伏さんを連れて部屋を出ていった。降谷さんの方は顔が深刻そうだった。
………結局あの白い人なんだったんだろう…
でも綺麗だったな…
あ「いっ……なに…」
急に右手に一瞬痛みが走った。
…そういや気にしたこと無かったけどこの右手の痣なんなんだろうか、何かの模様にも見えなくはないけど…
それより喉乾いたな…後でお水貰えるか頼んでみよ…
そんなこと思っているうちにドアが開く音がする。
零「1人にさせてすまなかった。…早速で悪いんだが君の親戚の家を教えて貰えないだろうか…俺は仕事で…あ「いいですよ。それにそんなに詳しく言ってくれなくても何となく察しました。元々いい印象無かったので有り得なくはないかなと…。」
小雪さんに関しては色々あって悪い印象しかなかったし、私だって怪しいやつ、悪いやつを捕まえるのが警察ってことくらい知ってる。
それはそうとして
あ「お水貰えませんか…」
なんか気持ち悪くなってきた…
景「はい、水。」
あ「ありがとうございます…」
回復。とりあえずこれで今日も生き残れるぞ←
景「その親戚の家行く前にさ、Aちゃん風呂入ってきたら?血は拭き取ったとはいえ、色々汚れてるしAちゃんも気にならない?」
そういえばそうだった。私は今更だけどこの人達はそうはいかないかもしれないし…
あ「迷惑じゃなければ…」
零「それもそうだな。風呂に案内するよ。着いてきて」
inThe風呂←
傷口に水があたって痛いけどそんなことはどうでもいい。
あ「服どうしよう…」
言われた通りに洗濯機の中に服突っ込んじゃった…
流石に全裸で行くって言うのは……
なんて心配していた時が私にもありました。
開封されてない洋服と下着が籠の中に入ってた。
そんなにお風呂時間かかってないと思うけど…速いな…
零「店員からの視線が痛かった。」
景「そりゃ店が開くのと同時に急いで女の子用の服が並んでる所に行く成人男性みたらな…」
零「こればっかりは仕方ないだろ…」
景「まぁね………」
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作者名:すいみぃ | 作成日時:2019年5月12日 12時