【wrwrd】君のギャップに恋をする【syp】

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あ、そう言えば。

syp「あ、ショッピ…ショートピース吸います？」

そう訪ねると彼女はパアァァッと効果音がなりそうなとびきり可愛らしい笑顔で俺を見上げる。かわいい。

A「あっ、いいですか？」

「いいっすよ」なんて言って彼女に1本渡す。
するとあわあわし出した。かわいい。

A「あ、あの、両切りタバコ初めてで、吸い方教えて貰ってもいいですか？」

んんんん。かわいい。きっと俺の語彙力は消え去ったのだろう。それしか言えん。

syp「ああ。葉っぱを吸い込まんように吸口を軽く噛むんすよ。」

と説明してもピンと来てない様子。
是非とも俺の好きなタバコの味を美味しく味わって欲しい。それしか頭にない。
相変わらずあわあわする彼女。手伝って上げるか。

syp「貸してみ。」

A「あ、はい。」

彼女の細くキレイな指からショートピースをとる。
「こうやって、やるんすよ。」と噛んでみせてあげる。

syp「はい。どうぞ。」

A「え、あ、ありがとうございます。」

syp「それで、ゆっくり火をつけて、ゆっくり煙を吸うんや。で、あまり灰を落とさないようにしてください。そうすると、より美味しく吸えるっす。」

ここまで説明して気がついた。あれ、彼女のタバコ噛んじまった。
え、間接キス。どなんしよ。
なんて慌てて彼女を見るが、気にしてない様子で火をつけてる。
まあ、そんなん気にしないよな。タバコで知り合ったような男だし。

syp「どうっすか…？」

A「美味しいです！今まで吸ってきたどのタバコよりも！」

なんてテンション高めに言うもんだからかわいくてかわいくて仕方がない。

syp「よかった。」

なんて、柄にもなく笑みがこぼれてしまう。
こんな所メンバーに見られたら自決案件や。

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