9たらし ページ10
ピクッ
握っていた手が動いた気がして必死に呼びかける。
「鬱先輩？鬱先輩？」
ut「ん…？」
ゆっくりと鬱先輩の目が開いた。
「鬱先輩！分かります！？私です！Aです！」
ut「A…？」
「クイズの答え、まだ言ってなかったので、言いに来ました」
ut「クイズ？んー…」
「待ってて下さい！みんな呼んで来ます！」
私は勢いよく扉を開けた。
みんな驚いたようにこちらを見る。
「みなさん！鬱先輩の目が！覚めました！」
kn「本当か！」
zm「良かったなぁ〜！」
鬱母「良かったわー！」
tn「行こか！」
全-tn「はい！」
鬱母「私ここに居るからたくさんお話ししてあげてね」
gr「目が覚めたか鬱」
ut「グルちゃんやん！俺どうなったん？」
syp「妹ちゃん庇ってトラックに轢かれたんっすよ？」
zm「あ、A、クイズの答え言ったんか？」
「いえ、まだです」
tn「言ってやり、なんなら席外そうか？」
ut「すまん、誰の友達？誰かの妹かなんかか？」
「え…？」
ci「大先生？何言ってるんや…？」
ガラガラ
音がした方を見るとそこには兄さんとしんぺい先生が。
…兄さんって呼んでるだけで誰のお兄ちゃんでもないんだけど。
ni「すまん！遅れた！」
ps「目が覚めたか！目ぇ覚めたなら良かった」
ut「あ、先生達も来てくれはったん？忙しいのにすまんなぁ」
ni「はい、卒業証書」
ut「ありがたく頂きますわ」
em「あ、あの鬱さん、さっき言っていた事って本当ですか？」
ut「ん？さっきって何や？エミさん」
em「Aさんのこと、知らないんですか？」
ut「ふーん、Aちゃんって言うんや！僕鬱って言います、仲良くしてな」
tn「鬱？何言ってるん？お前が生徒会に入って欲しいって言いよった子やで？」
ut「そんな事言ったんか？すまん覚えてへんわ」
覚えてない…鬱先輩が私の事を？なぜ？
その後は、気づくと家に居た。
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チョコキノコ(プロフ) - りお〜Rio〜さん» ありがとうございます！初めてのバッドエンドだったのですが、感動して頂けたようで良かったです！もうちょっと続きますので、ぜひよろしくお願いします！ (2020年4月25日 12時) (
レス) id: 28befe7b14 (このIDを非表示/違反報告)
りお〜Rio〜(プロフ) - ぶぇぇぇん(泣)こんなん泣いてしまうやんっっっ！！鬱先生の今度こそ幸せにが、自分じゃなくて、他の人に幸せにしてもらえよって意味だったら感動しすぎてアラル海ができてしまうわぁ。歳の差とかよくあるんやからもう一回幸せにしてやれよぉ！(´；ω；｀) (2020年4月25日 3時) (レス) id: c220a00bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコキノコ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2020年3月21日 11時
