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『…友達……って言うか……』
�牴羇悗擦此蹐販辰靴ご蕕妊好肇蹇爾鰔�えている廉をチラッと見てから、
『…幼馴染…的な？』と遠慮がちに微笑んだら、
「…あれっ？
なになにぃ〜こっちでは俺のこと、隠してんのぉ？」
と、わざとらしいニヤニヤ顔で茶々を入れられた。
友達2人が「え？何々？」「幼馴染じゃないってこと？」と、身を乗り出して食い付いてくる…
なんだか嫌な予感…と思ったと同時に、やっとストローから口を離した廉が
「許嫁。」
と、それはそれは軽い口調で言い放った。
「「えぇっ！？！？」」
当然のように聞き返され、一気に居心地が悪くなる。
『…なんで余計なこと言うのよ。』
廉「なはは！！
だってなんか、言って欲しくなさそぉ〜な顔しとったから！！」
やっぱり意地悪…なんてため息を吐く暇も無く、友達2人からすごい勢いの尋問が飛んで来た。
「「許嫁って！？どゆこと！？！？」」
爆弾を投げ込んで来た割には自分で説明する気なんぞ無いらしい廉をギロッと睨みつけ、なるべく簡潔な言葉を探して思考を働かせる。
そもそもの発端は、廉の曽祖父の遺言書だった。
廉の家は、大阪で代々続く老舗の画廊だ。
「庶民の中ではいい方かな」程度の我が家とは違い、正真正銘、筋金入りのお金持ち。
廉本人はこんな感じだが、家柄ははっきり言って上流階級だ。
…まぁ当の廉本人の画力はおそろしく低く、「小さい頃から何を見てきたの？」と思わず真顔で問いかけたくなるレベルの画伯っぷりなのだが、
本人は特に気にせずサッカーやらゲームやら、せっせと�犧�時の男の子″っぽい趣味に精を出している。
そしてうちの曽祖父は、売れない画家だった。
戦後のゴタゴタの中、食えない仕事を続ける曽祖父を見かねた廉のひいおじいちゃんが、うちのひいおじいちゃんの作品を画廊に置いてくれた。
そこから親しくなった2人は、友人として長い付き合いを続けて行くことになる。
けれど1つだけ、廉のひいおじいちゃんには、友人には言えない秘密があった。
彼は、友人の奥さんに恋をしていた。
もちろん知り合った時点で彼にも細君がおり、口にすらできないような片想いではあったそうだけど
それでも貧しい友人を笑顔で支え続ける奥さんのことが、どうしても忘れられなかった。
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きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» びっくりしたぁ、ゆりさんか！読み直してくれたんですね、ありがとう(^^)葉担が無理して書いたあーばさんでしたww（廉ドコ） (2021年5月26日 0時) (
レス) id: 0a6f63d686 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり:)(プロフ) - 改めて、良いお話…きゅん。 (2021年5月26日 0時) (レス) id: 4c9de357d4 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ayuhaさん» むちゃくちゃあーばさんの顔文字使うじゃないっすかwwwあーばせんせぇは幸せになりますけど、幸せになるところは書けません！！だって！！現役の！！葉担だから！！（主人公にさえ嫉妬）（当方既婚）コメントはどうぞお気軽にww (2020年12月22日 0時) (レス) id: 0a6f63d686 (このIDを非表示/違反報告)
ayuha(プロフ) - きのこさん» ひぃ！なんてこと！！('◇')お見知り頂いているなんてびっくり過ぎて、ちょっと軽くコメントした自分…申し訳ないです(汗)でも嬉しいです！主人公ちゃんが幸せになれて嬉しいけど、先生がその後幸せになれたらもっと嬉しいよーー('◇')← (2020年12月21日 10時) (レス) id: 3d6cda5c80 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - おさるさん» ペロよりペロいかえたん！！きゃわわ！！いいホテルのひっろいベッドでギリッッッギリの寸止めプレ（自主規制）（ドSきのこ降臨）（れぇん、ごめんな）あーばせんせぇ！！私、頑張って目を覚ますから！！元気になったらお嫁さんにしてネ！！！（誰か来た） (2020年12月19日 10時) (レス) id: 0a6f63d686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2020年12月6日 18時
