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「廉、そっちどうやった？」
漬物齧っとる親父に聞かれて、慌てて微妙に引きつった笑顔を作る。
廉「………あー………ま、ボチボチやわ！
順調に行けば、予定通りの期間で終わると思うで！」
順調に行けば、な。
俺、言うたからな。嘘ちゃうで。
「奥さん見たか？
あの離れに住んどる若奥さん。えらい別嬪さんて噂やで！」
『あー…若奥さんやったんや。
ま、挨拶程度に顔合わせた程度やけど、確かにキレーはキレーやったわ。』
「あそこの若旦那が出張先の酒場で働いてるとこ見て一目惚れして、無理言ってこっちまで連れて来たらしいからな。家柄が合わん言うて随分反対されたらしいけど、押し通したらしいで！」
…なんやあの女。
「市井では」だの「田舎もん」だの、えらい上流階級ぶっとったくせに。
自分やって、庶民中の庶民やないかい。
なぁーにが「飲んでご覧なさいよ」や。
アホちゃう？
心の中で「これでもか」ってほど悪タレをつきながらも、なぜかその姿は頭の中から離れなくて
窓から覗くキラキラした瞳と、雪のように白い肌
そして咲きかけの桜のように淡く色づく唇が
まるで眠りの浅い夢のように
何度も何度も、繰り返し思い出された。
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きのこ(プロフ) - pipi_kpさん» え〜マジですか！？すごい！まだ覚えててくださっただけでも嬉しいです🫰ありがとうございます！このぐらいの短編は珍しいですが、また書きたいな〜！ (2023年1月11日 0時) (
レス) id: 4ab1c623f5 (このIDを非表示/違反報告)
pipi_kp(プロフ) - きのこさんこんばんは。let goが久しぶりに読みたくなってこちらへ来ました。冬になると毎年このジンくんとしょうくんを思い出してます。何度読んでも好きです！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page40 id: c4a2b088a0 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - キンシコウさん» いえいえ、あちらでもゆるっとよろしくお願いしまーすヽ(´▽｀)/ (2020年7月25日 18時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
キンシコウ - ありがとうございます！！マシュマロ、了解しました、わざわざありがとうございます。 (2020年7月24日 0時) (レス) id: 89ad9cb972 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - キンシコウさん» どぉぞ〜。鍵垢ですけど、無言での申請で大丈夫でーす！今、ツアーの件でマシュマロ荒れてますけど、気にしないで下さいww (2020年7月23日 23時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2020年7月1日 23時
