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すっかり聞き慣れた、鼻にかかった甘い声。
けどいつもの柔らかさは無い。
まるで氷点下の夜の氷柱のように
冷たく鋭く、この場の空気を貫く。
けどその造り物めいた真顔はすぐにいつものひまわりのような微笑みに取って代わり、ふんわりとしたキラキラオーラが
まるでタチの悪い喜劇のように、辺りを覆い始めた。
海「木野村さぁ〜…俺ぇ〜、浮気ってよくないと思うよ？」
『え？』
木野村くんの顔がサッと青ざめ、何かを確かめようとするかのように高橋くんの小さな顔をまじまじと凝視している。
海「まぁでも、お互い様なのかなぁ？」
「は…？」
海「お前が中等部の頃から付き合ってるテニス部のカノジョ、この前ナイショで俺に連絡先渡して来たよぉ？�爐海瞭�なら家に親いないから″って、ご丁寧におウチの場所と日時指定付きでネ☆」
「えっ………」
木野村くんの顔がフリーズする。
まるでさっきの私を見ているみたいだ。
海「ちょーっと委員会が一緒になっただけだったのに、不思議だよねぇ〜？でもせっかくだけど、俺そーゆー気分じゃないしぃ…。
勿体無いから、いっつも行ってるクラブのやんちゃなオニイサンたちにあの子の�爐�ウチの場所″と�狄討里い覆せ�間″、教えてあげよっかなって☆
俺が�犢圓�″って言っておけば、ピンポンしたら開けちゃうじゃん？ま、開けてびっくりぃってなるワケだけどさ☆」
喉の奥から変な悲鳴が出そうになったけど、それより先に「や、やめろよ！！！」と、目の前から慌てた叫び声が聞こえて来た。
顔面蒼白の木野村くんを見て、高橋くんは楽しそうにクスクスと笑っている。
海「ま、その辺は俺の気分次第ってコトで。
…分かるよね？」
木野村くんが固まった表情のまま、何度も首を縦に振っている。
海「…じゃ、俺らもう帰るから。あと日誌よろ〜」
ヘラヘラしたままどこか良い加減な声をかけて、高橋くんが私の腕を取って席を立たせる。
けれどその力は思ったよりもずっと強くて、細長い指が私のブレザー越しの二の腕に、ギリギリと音がしそうなほど食い込んだ。
戸惑ったままチラリと見上げた高橋くんの横顔は、まったく甘くも可愛くもなく
真冬の夜の森のような
果ての無い、仄暗さだった。
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きのこ(プロフ) - おさるさん» ドキドキハピハピゲームwwwwwその認識絶対間違ってますwww寝て下さいwwwwブラック海人のブラックを曝け出すエピ考えるのが意外と大変なんですけど、まぁなんだかんだ出てくるあたり根がダークサイドなんでしょうね…毒きのこ in spring (2020年4月2日 0時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
おさる(プロフ) - 一問間違えたら一枚脱ぐぅ！？！ドキドキハピハピゲームじゃないですか！！(最低)ブラック海ちゃん、主人公ちゃんを守るブラック加減で全力の好きです！！ほんとに恐ろしい子！！危うく今日も寝落ちするとこでしたが、次も読んできまーす！！ (2020年4月1日 22時) (レス) id: 7a7cf89df3 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - とぅーしょーさん» おぁー、そういうことだったんですか…いやはや、失礼致しました…海ちゃん担さんに読んでもらえるなんて光栄です…こんな味付けで申し訳ないですが、もしよければ移行後もよろしくお願いします！ (2020年4月1日 20時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
とぅーしょー(プロフ) - きのこさん» そうなんですよ...海人担かつしょうかい担なんです...ほんとはkai_to_shoにしてたんですけど長くってかいを消しちゃったんっす（いやなんでそっちを消した）まぎらわしくてさっせんです！ (2020年4月1日 18時) (レス) id: 92c3943f3d (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» なるほど、冨永愛！私の中ではキュアショコラでした（急なプリキュア）（宝塚の男役っぽいキャラです）ヤンデレ発動しやした！！性癖！！性癖！！ターメリックからの闇属性！！騒いでないで早よ移行します…ねぇ今日エリンギプールやて…あと2日… (2020年4月1日 16時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2020年3月24日 23時
