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来たはいいが、チャイムを5回鳴らしても出ない。
これ…もしかして、帰っちゃっていいんじゃない！！？だって不可抗力だもん！！
と思って玄関のドアを引いたら、難なく開いた。
不用心…
開いてしまったことにガッカリしながらも、仕方なく勝手に上がり込み、階段の下から声をかけてみる。
『廉くーん、廉くーーーん！！』
…音沙汰無し。
仕方なく2階に上がり、部屋のドアをノックする。
…音沙汰無し。
え、もしかして…部屋にいない？？
そーっとドアノブを回すと、�爛�チャリ″と軽い音を立ててドアが開いた。
ベッドの上にはぐちゃぐちゃの布団。
あの中にいるのか、いないのか…よくわからないな…。
近寄ってみると、なんか動いてる気もする。
『えいっ。』
スクールバッグを振り下ろすと、ガツンッ！！！と骨っぽい手応えがあった。
廉「痛ッッッたぁぁぁあーーーー！！！！
はぁっ？？何！？！？！？何が起こったん！？！？」
甲高い関西弁と共に布団から廉くんがガバッと飛び出て来た。薄手のTシャツから細い体のラインが浮かび上がっている。
セットしていない柔らかそうな茶髪が目にかかって、
�狠砲了辧�
という感じがして、なんだかちょっと目のやり場に困った。
『廉くん、朝だよ。』
廉「は！？お前か！！
もしかして今のって、俺のこと起こしたん！？」
『そーだよ。
ピンポンしても呼んでもノックしても、全然起きないんだもん。』
廉「最ッ悪や…なんか水筒的なモン当たったで…？
バリ痛いねんけど…」
Tシャツから伸びた、細過ぎて今にも折れそうな腕を恨みがましそうにさすってる。
『さっさと起きないのがいけないんでしょ。
朝ごはん用意するから、着替えて来てね！！』
後ろから「マジでなんやねん！」と悪たれをつく声が聞こえてくるが、そっくりそのままお返ししてやりたい。
昨日も使ったフライパンに卵を落としながら、果たして一体いつまでこの生活が続くのか
気が遠くなるような不安を感じていた…
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きのこ(プロフ) - mjumpmさん» こんばんは！お話気に入ってもらえて嬉しいです(^^)リクエストもありがとうございます！こちらは結構リク頂いて番外編も増え、話数もいっぱいになったので今のところお休み中なんですが、また何か降臨したらチャレンジしますねヽ(´▽｀)/その際はよろしくお願いします！ (2019年8月23日 1時) (
レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
mjumpm(プロフ) - ブリュレからシュガー本当に好きすぎてなんかだ読み返しています。一番大好きなお話でもあるのでもしよかったら番外編や続きなどまたらみたいです（ ; ; ） (2019年8月23日 1時) (レス) id: c03acb17f0 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ひかるさん» お話読んで下さってありがとうございます(^^)期間が…長いですね…お疲れ様でした（笑）私も書きながら「自分なら絶対紫耀くんだわー」って思ってました（笑）楽しんでもらえて嬉しいです！！ありがとうございました！！ (2019年5月19日 9時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 廉くんが不器用で可愛い笑 私も小1から中2まで同じクラスのイケメンで人気者の男子に意地悪されてた地味子だったので重ねながら読んでました笑 まぁ私は中2で同じクラスになった彼の友達を好きになってしまったんですが笑紫耀くんの兄貴ポジも素敵で楽しく読めました。 (2019年5月19日 8時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - あきここさん» こちらにもコメント下さって、ありがとうございます(^^)この先も楽しんで頂けるよう、頑張りますね！ (2019年4月25日 20時) (レス) id: b84af55be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2019年4月24日 16時
