SHE! HER! HER! 【REN】

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廉「…もしいつかアイツが突然態度変えてお前に何かしたとしても、�猖萋�家ん中入れてました″ってなったら�狷碓佞�あった″って見なされてもしゃーないって話なるで？」





心配してくれてるのは分かる。
確かにそうかもしれない。


小学生じゃないんだから、いくら家が隣だからって、そんな簡単に異性を招き入れるなんておかしいのかもしれない。




けれど現に今まで海人は、妙な素振りなど一切見せなかった。


そもそもモテるだろうから、そういう相手が欲しくなれば、冴えない隣のおせっかい女とは別な誰かを調達するだろう。





『…海人はそんなことしないもん。』





理由は色々あるのだが、いちいち説明すると言い訳くさくなるような気がして

どうにか言い返したのは良いものの、なんだか素っ気ない言葉しか思いつかなかった。





廉「だからッ…！！
そんなん、言い切れんやろ！？！？」




永瀬が拳でコタツをバンッ！！！と叩いた。




『…ッ！！』




安物のコタツから鳴った派手な音に肩がビクッと震え、思わず永瀬から視線を逸らす。





けれど永瀬は眉間にシワを寄せたまま、
コタツ布団から出た私の二の腕を強く掴んで来た。





『痛ッ！……何！？』





本当は怖い気持ちを抑えて、無理やり眉を顰めて睨みつける。




私の非難の声を受けても彼の手の力は弱まることは無く

射るような永瀬の視線も、変わらず私の揺れる瞳を強く捉えたままだ。





廉「みんな一緒やと思ったらあかんで。」





『…何が。』





廉「�猯�愛モードオフ″とか言うてガキんちょみたいに見て見ぬフリしとんの、お前だけやからな。」








酷い。



そんな、誰も彼もが恋愛しなくちゃいけないわけじゃないじゃん。



したい人はすればいい。



ただ、�犹笋呂修領悗砲脇�る気無い″ってだけ。



なのに、この年でそんなの「友達ごっこ」だって、バカにしてる。




そんな風に思われてるなんて知らなかった。




永瀬とだって、仲良くなれて良かったと思っていた。あくまで�狷唄�″として。





むしろ彼を�爛拭璽殴奪函蹐箸靴瞳壁覆里茲Δ房茲蟾腓�女の子たちを見て、

「好きでも無い人に追いかけられて大変だな」と、心配していたのに。





けど、そんなの



余計なお世話だったみたい。




彼はきっと、そういうゲームが好きなのだ。
取り合われるのだって、満更じゃないんだ。





本当は気付いてた。








妹も






きっと、そうだったのだ。

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