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慌てた様子の廉くんが部屋の中をキョロキョロと見回し、
私のことを片手でムギュッ!!っとクローゼットへ押し込んだかと思ったら、なぜか廉くんも一緒に入り、内側からパタンッと扉を閉めた。
『え!?何!?!?』
廉「こんなとこ見つかったらシバき倒されるやん!!アイツいつもは能天気にヘラヘラしとるけど、キレたらガチでヤバいで!?
俺なんて瞬殺やわ!!」
『え″〜〜〜ビビってんのぉ!?!?
ダッサ!!!』
廉「ハッ、何とでも言えや!!けど今はちょい黙っといて!!」
廉くんの大きな手が伸びて来て、私の口をモゴっと塞いだ。
狭い空間が、紫耀くんとは違う香水の香りで満たされる。
おでこのあたりに廉くんのかすかな息遣いを感じて、頭がクラクラした。
廊下から「あれ?誰もおらんの?」と、紫耀くんのハスキーな声が聞こえて来た。
コンコン
紫「廉!おらんの?」
ガチャッ
部屋のドアが開く音。
キィーッ…と、再び閉まる音。
ふー…やり過ごした…
いや、何で私まで隠れなきゃいけないんだ。
何も悪いことしてないのに…
と思った時、
バンっ!!!
と、思いっきり派手な音を立てて
クローゼットの扉が開いた。
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きのこ(プロフ) - りなさん» そ!こ!? (2020年2月5日 21時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
りな - イケメンのオタクなれんれん最高っす、、、 (2020年2月5日 19時) (レス) id: a5dc901322 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - LABIさん» 中身濃かった!?よかったー、嬉しいです!お忙しい中ありがとーございました!れんれんうるさいからアップして来たよ!!本来のきのこのテイストを思い出せるギャグ風味。お試しあれ。 (2019年11月15日 23時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
LABI(プロフ) - 1番の万歳はれんれんの軽い感触のちゅっでした!(おまけ最高) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 3649cec9a9 (このIDを非表示/違反報告)
LABI(プロフ) - きのこさん完結おつかれんれんでした!!いやー楽しかったw中身濃いwwクローゼット万歳。舌万歳。ありがとうございます胸いっぱいです〜!旬も終わりかけとか言わないで!!w次はれーん!待ちに待ったれーーん!れーんれーんれーん (2019年11月15日 22時) (レス) id: 3649cec9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きのこ | 作成日時:2019年11月6日 17時