1 side...REN ページ1
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冬休み明けにAに会って
今まですれ違ってばかりいたお互いの感情を理解し合って
けど「それ」に名前を付けることは避けたまま
結局俺がAから貰えたものは
�犲呂掘�
に他ならなかった。
何のけじめもつけへんままで
甘えて
頼って
縛って
求めて
奪おうとする。
精神的にも、肉体的にも。
それをAは俺に赦した。
「永瀬くんに外で嘘吐かせたくないし、私はこのままで別にいいよ。」
忙しい俺がボロアパートの合鍵をもらい、何の約束も無いままに、まるで彼女に依存したかのような生活を送っても、Aは至って普通だった。
その普通さが俺を安心させ、
ときに俺を心の底から不安にさせた。
Aに「もう来ないで」と言われれば、その瞬間に全てが終わり。
本来は並以上に真面目なAが、俺の事情を汲んで、わざわざそうしてくれとるのに。
しかし滅多に笑顔も見せず、未だに下の名前ですら呼んでくれない彼女の態度は、
まるですぐ明日にでも、その台詞を言い出すように思えた。
俺に媚びないから疲れない。
俺に媚びないから安心できない。
自分でも、何を言ってるのかワケわからん。
小さい頃からどちらかと言えばモテて来て
ジャニーズに入ってからは、女子からなんて完全に特別扱い。
10代になったばかりのガキの頃からその調子で
笑うだけでキャーキャー言われて
手を振れば泣き出す子までいて
�牴聴Δ�ったらちょっと遊んで、飽きたら切ればいい″
くらいの方法しか知らん俺は
もしかしたら同世代のその辺の男よりも
��1人を逃さない″
という術を知らないのかもしれない。
積み重なっては溢れ出す不安から、何度かに一度、まるで八つ当たりのように彼女を手酷く扱ってしまう。
閉じ込めた腕の中で感じるのは
少しの抵抗と、やがて訪れる諦め。
そして我に返ったあと、まるで蔑むかのような色のない眼と視線がぶつかる。
なのにその眼で咎められると、更に身体中の血が燃えるだなんて、
もうホンマにどうしようもない。
それでも次の朝には、Aは俺を赦す。
その繰り返し。
彼女は手に入ったはずなのに、
俺は毎日、見えない檻の中にいるみたいやった。
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きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» コメント欄で続編…ニュースタイルですね（笑）時間あるとき、ちゃんとお話にできたらまた読んでください（笑） (2019年6月16日 12時) (
レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり:)(プロフ) - 個別にお話貰えたようでめっっっっっっっちゃ嬉しいです！麻生くんは相変わらずドSですね（笑）廉くんのツッコミツボです（笑） (2019年6月16日 12時) (レス) id: 7572ad6196 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» 研修医役で…とか。「左利きやから、上手くできへん！」麻「左利きの二宮さんのブラックペアン、素晴らしかったけど。まぁ、仕方ないか。あっちはアカデミー賞俳優だし、比べた俺が間違ってたよ。」廉「カッチーーーーーン！！！」…みたいな。 (2019年6月16日 12時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり:)(プロフ) - よだれもの……ぜひ気が向いたらよろしくお願いします！（笑）れんれんもドクター姿似合いそうですね！ (2019年6月16日 10時) (レス) id: 7572ad6196 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» あんまり良いところが無い役は特に誰、と決めないようにしてたんですが、ドクター錦戸さんにちょっとときめいてしまいましたww何年後かに医者役もらった廉くんの技術指導がたまたま麻生くんで、再びバチバチする展開を勝手に想像してました！ドラマ機会があれば見ます！ (2019年6月16日 9時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2019年4月16日 1時
