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再び岸くんの運転する車に乗って大学を後にした私たちは、近所のコンビニで3人まとめて降ろしてもらった。
永瀬くんがコンビニへ買い物に行くと、ガードレールに腰掛けた紫耀くんが小さく溜息を吐いた。
紫「………俺、やっぱバスケ好きやわ。
怪我する前の、全盛期のプレー…Aちゃんに見て欲しかったわぁ。」
『今日の試合も、カッコよかったよ。』
紫「…ホンマ？？
じゃあそろそろ俺のこと好きんなった？？」
『ううん。』
紫「がーーーーーん。」
『�爐修蹐修蹇蹐犬磴覆�て、もうずっと好きだったよ。』
紫「……………へ？…どーゆー意味？？」
紫耀くんの黒目がちな目が大きく見開かれる。
『多分……私が勝手に腰が引けてただけで……
本当はずっと好きだったんだと思う……。
紫耀くんがまだ高校生だった、あの時から…。』
紫「………嘘やん！！！！」
恥ずかしくて口から心臓が飛び出そうだが
心の中で紫耀くんに言われたことを思い出しながら、必死で言葉を絞り出す。
�爐覆鵑任澆鵑幣紊个辰�見て、
ちゃんと正面見ぃひんのやろな。″
下ばっかり見ていた私も意を決して、
紫耀くんのキラキラと輝く瞳を
正面から見つめる。
『なんか…勇気が出なくて、今までもったいぶってゴメン…。
こ、これから…よろしくお願いします……。』
しばらく目を見開いて固まってた紫耀くんの顔が、パアァッと輝いた。
紫「…マジ！？！？！？
ヤバい！！！！めっちゃ嬉しい！！！！」
今にも裏返りそうな大声ではしゃぐ紫耀くんを、道行く人たちが振り返る。
やっぱり恥ずかしくて下を向いてしまいそうな顔を
一所懸命、前向きに保った。
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きのこ(プロフ) - しおりさん» 今頃おすすめに流れるとは！上京前のところは番外編なので、飛ばしても大丈夫ですよ〜。楽しんでもらえてよかったです、ありがとうございました(^^) (2020年9月27日 22時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - おすすめに流れてきたので読みました！上京前の部分はなんか読まなかったんですけど、とりあえず面白かったです！ (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - FMYさん» あら、こちらまでありがとうございます(^^)スラムダンク世代ww読者さんにもチラホラいらっしゃいましたwwきのこは嵐さんのちょい下ぐらいの30代主婦です！もうピュアピュアJKものは無理がある！ (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - 何となくですが、きのこさん、私と同年代な気が…違ったら本当に本当にごめんなさいですけど( TДT)スラムダンク！私ドンピシャです。今でも全巻揃ってますし、イラスト集まであるっていう…（笑）なんだか勝手に親近感を持ってしまいました。 (2020年6月16日 11時) (レス) id: 30adcd1cae (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - oyasumiicoさん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです！！途中でなぜかスポ根小説に成り代わりましたから…wwカッコよく思って頂けたなら本望です！！ちゃんと恋人同士になりましたので、ご安心下さいませ（笑） (2019年7月2日 2時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2019年6月25日 11時
