ここは「ヘタリア」の世界みたいです。

３　観察するみたいです。 ページ3

自分を見ている目に気づいたので、正座に座り直し一礼をする。


「お騒がせしました、すいません。」


周りに大人達はかけよってきていた。


「いえ、それはいいのですが…まずはあなたが無事でなによりです。」

「無事！？良かった〜。俺心配しちゃったよ〜。」


声がした方を見ると、白い服に黄色、というよりは金色に近いボタン、袖や襟は黒と金の刺繍？で縁取られている人がいた。

黒髪で、ボブ位の長さ。黒目で、背はそこまで高い方じゃなさそう。

少し高めで落ち着いてる声だ。女性…ではないと思う。


もう一人は水色の服に黒いベルト、下に黒いシャツみたいなのを着ている。

茶髪で、白服の人より少し長めで、くるんとしたアホ毛が横に飛び出ている…可愛い。

金色がかった茶色の目で、白服の人よりは背が高い。

白服の人より声は高い。可愛い…。


「ヴぇ、どしたの？」

「いえ、すいません。」


「んで、落ち着いたのはいいとして…。」

この声は青色の服の人。

青色というより紺色、紫に近い服の色で、下に黒色のシャツっぽいのを着ている。

そして…赤目？いや、光の加減とかでそう見えるだけかな…。

髪は白というより銀色で、水色服の人より少し短いくらい、背は高めで、けっこうムキムキっぽい。

声も低い…んだけどかっこいいとは何か違う。


「ちょっと待ってくれ、兄さん。さっきはすまなかったな。あれだけ怯えられるとは…。」

「え？いえ、悪いのはこちらです本当にすいません…。」


この声は緑色の服の人。凄く低い声。かっこいい…！！


「だーかーらルッツは女の扱いが下手なんだよーもう少し俺様を見習えっ！」

濃い緑色で、上まできっちりある服。


「いや、兄さんを見習ったら痛い目に遭うからな…。」

髪は金髪…？でオールバック、背は青服の人より少し高い…かな？今は青服の人と話している。


「痛い目って！そ、そりゃあ多少は遭ってるけど…。」

見た限りこれで全員のようだ。でもこれってどこかで…。


「あー、こほん。では本題に入るぞ。まず、お前は誰だ？」

４　名乗られるみたいです。→←２　叫ぶみたいです。

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