16マドル ページ17
先日リドル寮長君と図書館で会い結構楽しい時間を過ごせたと思う。
身長の話については凄く驚かれたが、結構友達みたいな会話ができたのではないのだろうか...ふふふ。
そして今日はD組とＥ組との合同授業である。
「ぁ...A！！」
「ぐえｯ！？ぇ、リドル寮長君！？」
俺の名前を呼んだのは先日図書館で会ったリドル寮長君、そして今は何故か俺の背後に隠れてる。
「少しかくまってくれ...!」
「かくまう？え、誰から」
そう言いかけた時遠くのほうから『金魚ちゃ〜ん』と聞こえてきた。
「あ〜、金魚ちゃんこんな所にいたぁ」
「フ、フロイド！僕は君に構ってる暇はないんだ！」
俺の真っ正面に現れたのは、学園でも特に危険度MAXと言われているあのフロイド.リーチ君が立っていた。
「てか、お前誰ぇ？そこどいてくんない？」
「ﾋｴｯ...!あわわわ...」
ﾁﾗｯとリドル寮長君を見ると首を横に振る、いや俺にもどうにもできないって！！てかヤバイほうのリーチ君、目が捕食者の目してる。
「え、えっとぉ...へ、平和的にいきませせせせん？」
やべぇ、すげぇ声震えたわ...
「はぁ？何言ってんのか全然わかんないんだけど、さっさっとそこどけよ」
うん...無理だ、俺死んだわ...
「た...タイム...」
俺はヤバイほうのリーチ君にタイムポーズを取ると、リドル寮長君の身長に合わせかがみ小さな声で話だした。
「いや、俺無理だって！昨日話たじゃん！」
「君しかまともな奴がいないんだ！見てくれフロイドの後ろに立ってるジェイドの顔！あれはどう見ても楽しんでる顔じゃないか！」
そう言われﾁﾗｯとヤバイほうのリーチ君の後ろを見ると、ニコニコと微笑みながら『おやおや...』と言っているパッと見ヤバくないほうのリーチ君がいた。
いや！おやおやじゃないんだよこっちは！！
「リドル寮長君...」
俺は真面目な顔でリドル寮長君の肩を掴み見つめ
「な、なんだい...」
「俺イマ歯向カッタラ殺サレル、君生ケ捕リデスム、俺自分ノ命大事...てことでゴメン！あっもう終わりました！どうぞ！」
そう言って俺はヤバイ方のリーチ君にリドル君を差し出し俺は目の前の机を飛び越え教室の端っこへと逃げた。
「ちょっ、A！！いつもの鈍さはどこにいったんだ！」
「何あいつ、めちゃくちゃ動くじゃ〜んウケるぅ〜」
ごめんリドル寮長君、でも俺まだ長生きしたいんだ...。
〜〜〜
続く
〜〜〜
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里中ポルチーニ(プロフ) - 魔朝さん» ありがとうございます！これからもカッコよく可愛い寮長くんが書けるよう頑張ります！ (2020年11月2日 21時) (
レス) id: b3bf1999ab (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - 寮長くんかわい〜！友達に似てるから名前に設定したら同じすぎて笑ったw更新頑張ってください!!!!!! (2020年11月2日 20時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
里中ポルチーニ(プロフ) - りんご飴さん» え〜？ありがとうございますぅ (2020年11月1日 13時) (レス) id: b3bf1999ab (このIDを非表示/違反報告)
里中ポルチーニ(プロフ) - 夜海さん» ご指摘ありがとうございます！修正させていただきました！ (2020年11月1日 13時) (レス) id: b3bf1999ab (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - え〜？すきぃ (2020年10月26日 22時) (レス) id: 65b59ebe0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里中ポルチーニ | 作成日時：2020年5月23日 21時
