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怪訝な顔をするも、言葉を撤回する気配はねぇ。
マジで言ってんのか。
「真面目に働けバカ野郎が。ヤクザ舐めてンのか」
「そ、そういうわけじゃ…」
「銀龍会の時みてぇにこの学校腐らす気か。せっかくA組が気ィ使って自由にしてくださったんだ」
「でも…」
「でももクソもねぇ。大事な人生だ。もっとちゃんと考えろ」
ンな軽い考えでA組くぐらせたら、Aにどんだけ怒られるか。
はぁ…この話はアイツにゃしばらく隠しておくか。
いい気しねぇだろうしな。
「…やっぱ智司さんにも断られちまったか…」
「勉強するしか道がねぇな…」
「……。おい、待て。今“智司さんにも”っつったか？」
「へ？」
「そうっすけど…何か変な事言いました？」
「まさかテメェら、Aにこの事話したんじゃねーだろうな」
「話しましたよ。そしたら勉強してちゃんと卒業しろって言われまして」
(遅かったか…)
俺と同じで馬鹿だとは思ってたけどよ…。
俺らすっ飛ばして幹部候補であるAに直接言うってどんな命知らずだよ。
「テメェら…卒業まで下手にAに関わんじゃねーぞ」
「「「「ギクッ！！」」」」
「ギク…？」
「いや！あの！べ、別にそんなべったりってわけじゃねーっすよ！？」
「ちょーっと鬼仕事手伝ってやったっていうか！」
「その！お、恩を売って入れてもらおうなんて思って…」
ガンッ！！
「「「「ひぇ！？」」」」
傍にある鉄パイプの束を殴り崩す。
俺の怒りを感じ取った久保たちが一斉に逃げ出した。
クソが。
俺がまだ学生やってりゃこのままボコボコにしてやりてぇってのに…！
(カタギには手ェ出せねえ…)
アイツ、そんな事されても俺や相良に何一つ文句言わなかったのか。
言ったら殴り込みに行くと思って言わなかったんだろうけどよ…。
開久の所為でアイツの学生生活が崩されちゃ、俺らの面目丸つぶれだ。
ただでさえ家業で危ない橋渡ってんだ。
せめて学生生活だけは守ってやらねぇと。
「…はぁ……」
とりあえず、帰ったらAに謝るか。
まじクソダセェ…。
――――――
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黒のコ屋(プロフ) - ぬんさん» ご感想ありがとうございます！ろ、六週目ですと！？なんと素敵なんだぬんさん！とっても嬉しいです〜！最近ｼﾘｱｽばかりでｷｭﾝｷｭﾝ要素が不足しておりますが、需要があれば番外編とかでたくさん作りたい…！引き続き頑張りますね！ありがとうございました^^ (2023年1月19日 11時) (
レス) id: ec11750d33 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 神作品をありがとうございます……(;´༎ຶٹ༎ຶ`)現在六週目です。相良くんと片桐くんにキュンキュンしながら見てます(ง ◜௰◝ )ว応援してます！！！！！ (2023年1月17日 7時) (レス) @page45 id: 06c201b8c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒のコ屋 | 作成日時：2022年11月2日 17時
