心の中に (ページ4)

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大介
「A！こっちみて、？
　いまおはなししてるのだれかな、
　大にぃでしょ？だいしょうぶ、ね？」

半分無理矢理だけどね

パニックで俺らの声すら聞こえてるか怪しいから。

過呼吸なってるし。

大きい声出すと他の人達も起こしちゃいそうだけど

そんなこと気にしてられないし。

A
「…はぁっ、はっ、」

大介
「そう、上手だよ、落ち着いてきてるから。
　そのままゆっくり息吐こう。
　照、すこし支えるくらいまで離して大丈夫。」

照
「ん、わかった」

大介
「A？少し大にぃのお話聞いてくれる？
　みんなね、Aのことが心配なんだ。

　だから、今回みたいにいっぱい食べて
　辛くなっちゃう前に、誰かに教えてくれる？」

辰哉
「A、兄ちゃんたちの事
　もっと頼って良いんだよ？」

A
「、、う、ん。」

辰哉
「誰かと一緒に寝る？一人で大丈夫？」

A
「、、、ひぃ、と寝る、、」

大介
「おっ！照ご指名入りましたぁ！」

照
「Aのお部屋？ひぃのお部屋？」

A
「、、ひぃの、おへやがいい。」

照
「ひぃのおへやな、わかった
　よし、じゃあ寝ようか。」

辰哉
「おやすみA、照」

大介
「おやすみぃ」

照
「おやすみ。」

A
「、、う、ん、」

今回は落ち着くの早いほうかなぁ。

もっとすごいときは二人がかりで押さえつけるからね。

涼太
「落ち着いた？」

辰哉
「今さっき落ち着いたとこ。
　起こしちゃったよな、ごめん。」

涼太
「なんとなく過食、気づいてたんだよね。」

亮平
「最近不安定だねぇ、、、」

大介
「亮平も起きた？
　俺も今日おっきい声出しちゃったしなぁ、」

辰哉
「はやめに山田先生に来てもらった方が良いよな、」

大介
「そうだね、予定ずらしておくわ」

過呼吸になってる本人もしんどいし、

辛そうなAを見てるこっちもしんどいんだよね。

不安定な感じ続いてるから、要注意だな。

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