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相変わらず、私のことを
だれも見てくれない
けど、今日はこれといって悪いことは
起きていない
それは、みんなでバラバラに散らばる回数を
減らしてくれたから
さすがに0にはできないけど
少なくなることで
みんながずっと一緒にいるから
嫌がらせはなくなる
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少しホッとして心に余裕ができて笑顔が増える
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そのままアンコールまできた
もう、私は完全に油断をしていたんだと思う
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不意にお客さんの1人と目があった
なにかを手に持って
腕を振り上げた瞬間だった
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飛んでくる…っ
わかったのに
パシャッ
反射的に避けたその身体は
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和「ってーな、」
かずくんに支えられていた
『え…っ』
和「ギリギリセーフ？」
『や、なんで…』
和「今日は大丈夫だって言ったじゃん
それ、保証しなかったら
また大野さんに怒られるから」
かっこいいでしょなんてクールに笑って
その笑顔をそのままファンに向けた
卵でベトベトになったかずくんを見たファンも
スタッフもメンバーのみんなも驚いて
ステージ裏では今まで以上にバタバタしていた
『かずくん、、ごめんなさい
私に向けたものなのに…、本当にごめんなさい』
かずくんと一緒に裏に下がった私は
全力で頭を下げた
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庇ってくれた嬉しさなんかより
ごめんなさいの気持ちの方が強かった
和「俺、ありがとうのほうが嬉しいんですけど？」
いつのまにか衣装も髪型も直したかずくんが
笑いながら言う
『でも…和「ほら、もういいから、
あなたはステージに立ち続けなさい」
私を押して、かずくんも裏から出る
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私に敵がいなければ
私が嵐でなければ、
私が…私が…
自分で自分が許せなかった
『私がいなければ…』
きっと声に出ていたと思う
雅「Aちゃん、、、？」
すれ違ったまーくんに気づかないほど
私は動揺していた
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そのままライブが終わっても
モヤモヤした気持ちが抜けることはなかった
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みんながかけてくれた言葉も
何も耳に残らなかった
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きのこ(プロフ) - 更新、大変お待たせいたしました。これからも泣かせにいきます、電車の中じゃ読めないくらい、、（笑）これからもたくさん泣きにきてください。待ってます！ (2019年6月17日 6時) (
レス) id: 6e163fbbc9 (このIDを非表示/違反報告)
影片りな(プロフ) - 移行おめでとうございます。 一言言わせてください どれだけ泣かせてくるんですか！ そうゆう所が好きです。 更新待っています (2019年5月18日 20時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ | 作成日時：2019年3月18日 13時
