かっこいい君とかわいくない私。 (ページ2)

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久しぶりページ2

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の「紹介したい人がいる、って...急にどうしたんですか、白馬くん。」

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いつもと変わらない放課後。

白馬くんの家で手作りプリンを食べていた私達は、彼の突然の言葉に、不思議そうに瞬きを繰り返した。

白「あはは、急にごめん。でも、皆を今日ここに呼んだのは、ある人を紹介したかったからなんだ。」

黒「ある人って？」

白「黒澤と、輝っちは知ってる人。」

赤「俺達の知ってる人ぉ〜？」

の「中学校の同級生さんとかですか。」

白「まあそんな所かな。...あっ、来た来た！」

来訪を示すピンポーンという音が部屋中に鳴り響き、それに反応した白馬が急いで席を立つ。

私たちもそれに続くように部屋を後にした。

白「はいはーい！！」

＿ガチャリ、と開けられたドアからぴょこんと顔を出したのは

白「久しぶり〜！長旅で疲れたでしょ！！」

黒「おお、桃花じゃん。こっちに戻ってきたのか。」

赤「...桃花。」

貴「皆久しぶり〜！元気してた！？」

親しげにイケメントリオと話す、女の子だった。

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「いや〜びっくりした！知らない女の子が居るんだもん！ののちゃんね！覚えた！私、可愛い女の子の名前はすぐ覚えちゃうから！」

家に入ってからもずっとハイテンションな桃花ちゃんは、入ってすぐに勝手に白馬家の冷蔵庫を物色し始めた。

...なんか、凄い子ですね。

それを見つけた白馬くんは、桃花ちゃんの首根っこを掴んで頭を手でグリグリとする。

貴「ギャー痛い痛い！何すんだこんにゃろ、凌のクセに！！」

白「勝手に漁っちゃいけません！お腹空いたんならプリン作ってあるから！」

貴「えっ、ほんと！？わぁーい、凌のおやつ！！」

プリンがあると聞いた桃花ちゃんは、ぴょんっと白馬くんから抜け出し、私の横に座ると早く早く！と目をキラキラと輝かせた。

赤「相変わらず単純なやつ...」

黒「変わってないな(笑)」

貴「うるさいなぁ！！凌、早く！お腹空いた！」

白「はいはい(笑)」

どうも4人は中学校の同級生で合っていたらしいです、とっても仲が良い。

でも...なんか、白馬くんとは別の何かがある気が...

気になった私は、思い切って聞いてみることにした。

の「あのぉ〜...白馬くんと桃花ちゃんは一体、どういったご関係で...」

私の言葉に反応した、2人は

「幼なじみなんだ！」

と、息を合わせてそう言った。