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日向「これはどういうことだ。」


普段の先生からは絶対想像がつかないほど低い声が

しんとした廊下に響く


「これは……!そうっ!!佐伯さんがねっ!?

こぉんな大きな荷物持って歩いてるのに

周りも見ずにふざけてて

ぶつかっちゃっただけなのっ…」


日向「じゃあ、悪くないんだな。」

「そうなのぉ!せんせっ、だからーーー」


日向「大丈夫か?佐伯。」


と、先生は前田さんの腕を払って

私の方へと向かってきた


日向「こんな大きな荷物持って…」


正直、大人の男性でも少し辛いぐらいの大荷物

それを一人で持っていた私の両手には

少し血が滲んでいた


そんな恥ずかしい手を見られなくなくて

先生に見つからないように

私は手のひらをとっさに隠す


佐伯「えっと、そのっ…私が、じぶっ…でっ…!」


頭が混乱してうまく言葉が出て来ずにいると

日向「いい加減にしろっ!!」


こんな怒鳴る先生も初めて見た



《私のせい》


そう思うと私は意識を離してしまった

最後に聞こえた言葉は


「俺が守るから…!」



だった

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設定タグ:名前変換オリジナル , 先生と生徒 , 純愛   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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クロ月夢文楽@ - とても、きれいで、感動しました。なんで、現実はこうも違うんだ!って感じです笑 (2017年1月23日 22時) (レス) id: d3dd05ed2d (このIDを非表示/違反報告)
かゆた(プロフ) - はのなこさん» わー!ありがとうございます!!そんな風に言ってもらえて感謝です( ´ ▽ ` )ノ (2016年4月1日 10時) (レス) id: b15fb966a5 (このIDを非表示/違反報告)
はのなこ(プロフ) - いい話すぎて泣いちゃいました!! (2016年3月28日 11時) (レス) id: 2e4cabbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
ようかん - 凄いです!!ずっとニヤニヤしながら読んでました!続きめっちゃ待ち遠しいですo(^-^)o (2015年10月10日 0時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かゆた | 作成日時:2015年9月25日 19時

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