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そろそろ寝たフリをやめようと思い
むくっと起きる
日向「佐伯。来てくれたんだなぁ。」
笑顔に照れを隠すが
見つめた目には少し涙が潤んでいた
A「日向先生…今日は、なんで?」
緊張してうまく話せていない佐伯と
同じく緊張して本音を漏らしてしまう俺
日向「いや、今日何も話せないでどっか行っちゃっただろ?
なんていうか…
お前と1日こうやって話す時間がないと
俺、次の日頑張れなくなっちゃって…//」
聞いていてくれてる佐伯が可愛くて
夕日に包まれてる姿が綺麗で
思い出とさっきの『好き』が重なって
思わず抱き寄せていた
重なった場所からお互いの体温が上がっていく
今の俺は大人とか、先生って言葉は
到底似合わない
A「あのっ、先生…?//」
日向「黙ってて。」
余裕がなくなり呟いたのはこんな言葉
1人の女の子にこんなに夢中になるなんて
教師なのに生徒に心惹かれるなんて
唇を重ねてしまうなんて
だから俺は教師失格だ
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クロ月夢文楽@ - とても、きれいで、感動しました。なんで、現実はこうも違うんだ!って感じです笑 (2017年1月23日 22時) (レス) id: d3dd05ed2d (このIDを非表示/違反報告)
かゆた(プロフ) - はのなこさん» わー!ありがとうございます!!そんな風に言ってもらえて感謝です( ´ ▽ ` )ノ (2016年4月1日 10時) (レス) id: b15fb966a5 (このIDを非表示/違反報告)
はのなこ(プロフ) - いい話すぎて泣いちゃいました!! (2016年3月28日 11時) (レス) id: 2e4cabbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
ようかん - 凄いです!!ずっとニヤニヤしながら読んでました!続きめっちゃ待ち遠しいですo(^-^)o (2015年10月10日 0時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かゆた | 作成日時:2015年9月25日 19時