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私は今日、屋上から一歩も動けなかった
そんなことは初めてで
気づかないうちに1日が終わった
みんなが帰っていくのを確認してから
私は教室へ戻った
机の中を確認すると
1枚のメモが入っていて
《放課後、保健室で待ってる。 日向》
私は思わず走り出した
先生…!
どこにも、行かないでっ…!
力の限り走った
そして保健室に着き、一つ深い息を吐く
緊張で震える手でゆっくり扉を開けると
ベッドですやすやと眠っていた
先生があまりにも気持ちよさそうで
思わず頭を撫でたら嬉しそうに笑う
そんな姿がとっても可愛くて
思わず本音と涙が溢れる
A「先生‥大好きっ…//」
窓から私たちを染める夕日は
あの日と同じだった
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クロ月夢文楽@ - とても、きれいで、感動しました。なんで、現実はこうも違うんだ!って感じです笑 (2017年1月23日 22時) (レス) id: d3dd05ed2d (このIDを非表示/違反報告)
かゆた(プロフ) - はのなこさん» わー!ありがとうございます!!そんな風に言ってもらえて感謝です( ´ ▽ ` )ノ (2016年4月1日 10時) (レス) id: b15fb966a5 (このIDを非表示/違反報告)
はのなこ(プロフ) - いい話すぎて泣いちゃいました!! (2016年3月28日 11時) (レス) id: 2e4cabbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
ようかん - 凄いです!!ずっとニヤニヤしながら読んでました!続きめっちゃ待ち遠しいですo(^-^)o (2015年10月10日 0時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かゆた | 作成日時:2015年9月25日 19時