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肆拾陸話 ページ49
水は水面に強い衝撃を与えると広がって、また中心に収束する………まさに頭のいい緑谷くんらしい考えだったよ。
「取り敢えず第一関門突破って感じね。すごいわ、二人とも。あとAちゃんも。」
緑谷くんは手を痛そうにしている。峰田くんは怖かったのか、それともその頭の傷がよっぽど痛いのか目に涙を溜めていた。
☆☆☆☆☆☆☆
『緑谷くん、応急処置、する？』
「い、いいの？」
『うん。まぁ駄目って言われてもするつもりだったんだけどね。』
バレないように包帯と添え木を出して一応、丁寧に処置を施した。
「次どうするかじゃないかしら？」
「そうだね……取り敢えず……助けを呼ぶのが最優先だよ。このまま水辺に沿って広場を避けて出口に向かうのが最善」
きっと、調子に乗っていたのだ。
久しぶりの戦闘、戦ってはいないけれど、自分よりも弱いやつに負けてしまうような雑魚が相手なのだと。
こんなに甘ったれたことがある訳がなかったのだ。
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胡麻餡(プロフ) - 白夜さん» そうなんですか！ありがとうございます。ちょっと書き直します！ (2017年11月17日 22時) (
レス) id: c53f14184a (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 反復横跳は20秒だったと思います！間違えてたらすみません… (2017年11月17日 17時) (レス) id: c9968b934b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡麻餡 | 作成日時：2017年11月5日 2時
