参拾陸話 ページ39
PM0:50
午後の授業が始まろうとしていた
「今日のヒーロー基礎学だが………俺とオールマイト、そしてもう一人の三人体制で見ることになった。」
「ハーイ！何するんですか！？」
「災害水難なんでもござれ。人命救助訓練だ！！」
「レスキュー……今回も大変そうだな。」
「ねー！」
「バカおめーこれこそヒーローの本分だぜ！？なるぜ！！腕が！！」
皆が口々に喋る中、相澤先生が
「おいまだ途中。」
と言うと喋っていた人達は教壇の方を向いて、背筋を伸ばして静まり返った。
「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。」
相澤先生が手の中にあるボタンを押すと教室の壁が出てきた。
前回は全く見ていなかったので知らなかったがこんな所に入っていたのか。
「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く。以上準備開始。」
☆☆☆☆☆☆☆☆
私が座ったのは轟くんの隣だった。
後ろにも席が余っていたのでそっちに行こうと思ったら止められたためである。
「寝るから着いたら起こしてくれるか」
『ん、いいよ』
分かるよ、バスの揺れ方って眠くなるもんね。
そんなことを考えていると何だか私も眠くなってきた。
最近の眠りが浅かったのだろうか。
取り敢えず、今はこの微睡みに溺れてしまおうと意識を手放したのだ。
まだ意識が残っている中、数年ぶりに人肌を感じた気がしたのはきっと気のせいである筈だ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「見て！轟くんとAちゃん！」
「なになにってわ………」
「仲良しなんやね！」
轟の肩にAの頭がAの頭に轟の頭が乗るという寝方になっていた。
そしてこの麗日と緑谷の会話、終始小声であった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この作品の落ちですが緑谷くんオチにしようと思います。
ちなみに友人にリクエストされました。
これからもよろしくお願いします。
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胡麻餡(プロフ) - 白夜さん» そうなんですか！ありがとうございます。ちょっと書き直します！ (2017年11月17日 22時) (
レス) id: c53f14184a (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 反復横跳は20秒だったと思います！間違えてたらすみません… (2017年11月17日 17時) (レス) id: c9968b934b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡麻餡 | 作成日時：2017年11月5日 2時
