弍拾玖話 ページ32
場所を移し第2回戦が始まろうとしていた。
「……」
「……」
『……』
このチームは誰も喋らない。
「尾白くん私ちょっと本気出すわ。手袋もブーツも脱ぐわ。」
「うん……」
あっちのチームは一応会話があるみたいだ。
…………ちょ待って葉隠ちゃんそれつまり全裸ってことでは!?
え！？大丈夫！？女子として！！女子として！！！
尾白くんもびっくりだよ！てゆうか呆れてるよ！
☆☆☆☆☆
建物の中にやってきた。障子くんが個性を使って二人の居場所を探しているみたいだ。
「4階、北側の広間に一人。もう一人は同階のどこか……素足だな……」
「透明の奴が伏兵として捉える係か。」
凄いね！でもどちらかと言えば相棒向けの個性だなと思うよ。
「外出てろあぶねぇから。向こうは防衛戦のつもりだろうが………」
また外に出るのかと思い外に出るとその瞬間に凍ったビル。
「俺には関係ない。」
あのあと直ぐに追いかけてきたものの、フロアについた瞬間にヒーローの勝利を知らせる声が聞こえた。
結局何もして無いな。私。
☆☆☆☆☆☆
「お疲れさん!!緑谷少年以外は大きな怪我もなし！しかし真摯に取り組んだ!!初めての訓練にしちゃ皆上出来だったぜ！」
先生の話が終わると皆、戦闘服から制服に着替え、教室に向かった。
…………まぁ、もう放課後なのだけどな。
一応反省会との事なので参加はした。
途中で百ちゃんが門限があるからと帰ろうとしたので私も帰ることとした。
学校もなかなかに楽しいのかもと思っていたのだ。
ただ、この時私は知らなかった。
後にこの生活が壊れるかも知れない出来事が起こるなんて…………ね。
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胡麻餡(プロフ) - 白夜さん» そうなんですか！ありがとうございます。ちょっと書き直します！ (2017年11月17日 22時) (
レス) id: c53f14184a (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 反復横跳は20秒だったと思います！間違えてたらすみません… (2017年11月17日 17時) (レス) id: c9968b934b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡麻餡 | 作成日時：2017年11月5日 2時
