音駒のマネは、目をつけられやすい【ハイキュー】

八日目 ページ8

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「おはようございます。今回はお願いします！！」

「お願いします！！」




　幼馴染と目が合ったので、とりあえず笑っておいた。ちなみに幼馴染は烏野の田中龍之介。龍ちゃんである。マネージャーさんとは初対面なのでご挨拶に行く。






『おはようございます。わたくし、音駒高校二年マネの雫川Aと申します。今回はよろしくお願いします。』



「こちらこそよろしくお願いします。烏野高校三年清水清子です。仲良くしてね。」



「こちらこそお願いします。一年の谷地仁花です。」



　きれいな清水さんと、かわいい谷地さんがマネの烏野高校、うらやましいな。こんな二人のサポートを受けてバレーしている龍ちゃんがうらやましい限りだ。





「A、青城行くぞ」



『わかりました。では、また。失礼します。』




　
　二人に礼を言ってから青城へあいさつに。ばれるといろいろ嫌なんだよなぁ。研磨の後ろでちょうど視界に移らないようなところに移動する。





「おはようございます。今日はよろしくお願いします。」



「あ、とさかくん。君のとこのマネどこにいるの？」





　やばい、あいつの声だ。ばれないようにこそこそ伊達工のところに行こうとする。






「あ、A〜！！ひさしぶり！あいたかった！！」

「まさかはとこって・・・。」






「「及川徹!?」」







「クソ川、Aに迷惑かけてんじゃねぇ！！」








　うざったらしい徹は、一君によって回収された。とりあえず一安心といったところか。いや、皆にばれてしまったから安心とは言えないだろう。





「Aのはとこって及川なのかよ！？びっくりしたし、結構な溺愛っぷりだな。」



『いやもうあいつのことは気にしないでください。伊達工行きましょう。』







　虎とかの質問攻めに苦しみながら伊達工のほうに行った。昨日あれほどしつこくするんじゃない、といったのにもかかわらず、まったくあいつは。




「Aもめんどくさい人が近くにいたんだね。」

『笑研磨よりましかな。普段は宮城だし。』





　めんどくさい人を身近に持つ人同士としてまた仲良くなった。ちなみに、赤葦もこのグループに入っていてよくラインで話している。




　

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