24 ページ25
.
Aも大分カメラに慣れてきたのか、監督からの指示になんとなく従ったりする様になった頃。
渡「緊張ほぐれて良かったね」
「うん、皆んなのおかげかな」
渡「照は疲弊してるけど笑」
「それは、知らない笑」
撮影中も話が尽きる事はなくて、2人で笑い合っていた。
そんな時。
監「これちょっと使ってみてくれない？」
「あ、取りに行きます！」
監督に呼ばれて小道具を取りに向かおうとしたA。
恐らく、床が濡れていたんだろう、
Aの身体が大きく後ろに傾いた。
思わず立ち上がって、Aの腕を引く。
「っうわっ！！！」
渡「えっ」
バシャン！！！
引き寄せた腕には思ったより強い力が籠もっていたようで、
俺の胸に倒れ込んできたAに勢いが付いてしまい、足場の悪いバスタブの中では支えきれずにAもろともお風呂の中にダイブしてしまった。
もちろん。俺もビショビショ。Aも思いっきり倒れ込んできた勢いでバスタブにダイブした為、頭の先から爪先まで全身ビショ濡れ。
渡「ゴホッゴホッ！A、大丈夫？」
「んっ！ケホッ、とりあえず、」
渡「うっわ、ごめん！！私服！って、、、、
うわぁぁぁぁぁ！！！」
濡れた服ってなんでこんなに扇情的なんだろうか。
体のラインをピッタリと拾うブルーのワンピースが目に入り、思わず叫ぶ。
「えっ、わっ！ごめんなさい！！！」
渡「いやっ、ごめ！俺はいいんだけど、むしろ嬉しいというか、いや、ごめっ！」
「お仕事なのに！ごめんなさい！」
渡「いい！いい！ちょっと待って立たないで！」
慌ててバスタブから出ようとして立ち上がるA。
当たり前だけど水を含んだワンピースは立ち上がった方が身体のラインをくっきりはっきり拾ってしまう。
スタッフさん達がタオルと羽織れるもの持ってきます！と何処かに走ってくれている声が聞こえて、一先ずAを湯船の中に引き戻す。
渡「ほんと、あの、目に毒だからここにいて」
「すいません、、、」
頬が真っ赤になっているAをみて、なんかもう我慢の限界だった。
「翔太くん？！」
渡「撮影」
「えっ？！」
バスタブの中で思わずAを抱きしめてしまったのは許して欲しい。
岩「翔太まじであいつ！！今回はムリ！！キレる！！！」
深「うわぁー着衣やば」
目「むしろ抱きしめてるだけなのすご笑」
岩「目黒、お前なぁーーー！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3785人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぶるねじゅ(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます！！とても嬉しいですわー！！！！！これからも溺愛してもらえるよう頑張って書いていきます！ (2020年12月24日 21時) (
レス) id: 73393a33bf (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - 初めまして！設定が神すぎてほんとに面白いです。ひーくんお兄ちゃんの溺愛加減が最高です(笑)続き楽しみにしてます (2020年12月24日 13時) (レス) id: d9637812ed (このIDを非表示/違反報告)
ぶるねじゅ(プロフ) - まり姉さん» 勉強不足で申し訳ありません！！教えて頂いてありがとうございます！妄想の産物というところでご容赦頂けたら幸いです。 (2020年12月24日 0時) (レス) id: 73393a33bf (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ふっかさんは免許持ってないですよ (2020年12月23日 23時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるねじゅ(プロフ) - Shimoさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているなら幸いです！ぜひ曲やYouTubeや見てみてください！更新頑張ります！ありがとうございます。 (2020年12月23日 8時) (レス) id: 155ca98c02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶるねじゅ | 作成日時：2020年12月22日 8時
