037 鷹の目は何でもお見通しってか？ ページ9
A『う...うー...』
重たいまぶたを無理矢理上げて、目を覚ませば、無数の星が見えた。
あれ？もしかして天国？いーやー(棒)←
ミ「目が覚めたか...」
首を横に曲げたら焚き火の近くに座っているミホークさんが見えた。
天国じゃなかったんだ。←
A『ここは何処ですか？...痛っ！！』
体を起こそうとしたら、体中に痛みを感じた。
ミ「無理に体を起こそうとするな。傷に障るぞ」
あぁ、そっか。私は吹っ飛ばされて、気絶してたのか。
A『負けちゃいましたね。流石に強いです』
ミ「お前も女にしては強かったぞ。久しぶりに楽しめた。強き者よ」
A『お褒めに預かるとはありがt...』
ん？待てよ？今、「女」って...
A『わたs...俺は男です！！』
やっちゃったぁぁあああ！！
自分から墓穴掘ったぁぁああ！！
ミ「...女なんだな」
A『...ハイ。...いつから気付いてましたか？』
ミ「お前がパーカーの袖を捲った時に、腕が男のものにしては華奢だったのでな。まさかとは思っていたが、顔を見た時に確信した」
あの時から既に勘づいてたのか。これから気をつけよ。
そういえば今フードしてないや。
ミ「一つ、聞きたいことがある。何故本気を出さなかった？下手をすれば死んでいたぞ」
アチャー。気づいてたか...。
ていうか最初の方に「死にはしない」って言ってなかったっけ？
ミ「答えろ」
スーッと一つ息を吸う。
A『私は、魔法が使えます。その魔法を私はまだ、操りきることが出来ません。あれ以上の強化をすれば、私の身体や精神が持つかわからないんです。どこまでが大丈夫なラインなのかが、把握出来てないんです』
ミ「...他にもまだあるだろう？」
...お見通しか。
A『私の力が暴走すれば、貴方を必要以上に傷つけてしまうかもしれません。...それが怖かったんです』
ミ「敵に情けをかけるなど、愚かな」
A『だって、ミホークさんは悪い人じゃないから嫌なんですもん』
少し驚いた顔をした。
ミ「根拠は何だ？」
A『ミホークさんの雰囲気と、勘です。そもそも、倒した相手の傍に目が覚めるまで居てくれる人が、悪い人なわけがないでしょう』
ミ「ククッ...なに、ほんの気まぐれだ。...お前は本当におかしな奴だ」
この人、笑うんだな。←
......................................................
テスト期間なので、3/6まで更新停止でーす。
7日からまた再開しようと思いますm(*_ _)m
038 meの左肩は重症みたいだ...→←036 あっ。やばいわこれ...
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おナス(プロフ) - 侑奈さん» あ、本当だ...。ご指摘ありがとうございます！そしてすいません！その時の私はまだ無知だったために、「アマ」を「女」と書くことを知りませんでした(汗)なのでガッツリやっちゃってますね...本当にスイマセン！ (2017年9月10日 10時) (
レス) id: 14cb722bd4 (このIDを非表示/違反報告)
侑奈(プロフ) - 033話なんですが このクソアマって言ってます女ってバレてますよ (2017年9月9日 19時) (レス) id: 1ee08fc342 (このIDを非表示/違反報告)
おナス(プロフ) - ゆーじさん» 続編に行ってらっしゃいませ！！そしてありがとうございまっす！！続編も頑張るぞー！！ (2017年4月8日 23時) (レス) id: 14cb722bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - おナスさん» わー！！続編今から見に行くよー！！★１０個で駆け付けるよー！！パート1お疲れ様でしためろりーん！！続編へGo！！ (2017年4月8日 23時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
おナス(プロフ) - ゆーじさん» んー...。そうですか。どこが違うんですかねー。お役に立てず申し訳ないです！また何か困ったことがあったらその時はまた私の持てるだけの力を貸します！！ (2017年4月7日 22時) (レス) id: 14cb722bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おナス | 作成日時：2017年2月19日 18時
