054 はい論破ぁ? ページ27
私はなかなか引かない赤犬を真っ直ぐにぐっと見据える。
A『赤犬さん。貴方は今、「海賊と関わった人達は悪」だと、だから私も悪だとおっしゃいましたね?』
赤「そうじゃ!」
少し空気が張り詰める。
A『ならば...貴方がたも「悪」だと言っているように私には聞こえますね』
赤「何じゃと!?」
赤犬の眉間にシワがより、青筋がピキキッと浮かび上がるが、怯めば負け。
目を逸らしてはいけない。
A『だって、貴方がたはどんな理由があるか知りませんが、「七武海」という階級にある゛海賊゛に少なからず頼っているのではありませんか?この時点で繋がりがあります』
ツラツラと静かに言葉を並べていく。
A『それに、貴方が言う正義を貫くには、この世界の殆どの人々を罰しなければいけませんね?海賊に武器や料理を売ってお金を得ている国や企業なんて掃いて捨てる程にあるんですから。...お仕事が大変なことお察しします。お疲れ様です』
わざとらしくうやうやしい態度をとる。
A『貴方の正義を貫きたいのならば、海軍含めこの世界の人々全員を罰することをオススメします』
最後にピシャリと言い切った。
正論と多少の屁理屈で成り立っているAの意見に反論することは難しい。
上手く嘘を吐く時に、真実と嘘を織り交ぜて、分かりにくくするのと同じ様な事をAはしたのだ。
赤犬の肩が震えている。
怒っているのかと思えば途端に
赤「フッハッハッハ!生意気な奴じゃ」
笑い出した。
これはきっと、Aの人柄から。
オジ「サカズキが認めるとは珍しいこともあるもんじゃのう!」
ゲンスイ「波を呼ぶ異能者、名前は何と言う」
A『AAです』
ゲンスイ「ワシは元帥のセンゴクだ」
オバ「私はツルだよ」
オジ「ワシはガープじゃ!」
青「クザンだぁ」
黄「ボルサリーノだよぉ〜」
赤「サカズキじゃ」
皆さんが名前を教えてくれたよ。
多少は相手にしてくれるようになったかな?
セ「Aと言ったな」
A『はい』
セ「さっきの頼みだが、一つ取り引きをしないか?」
A『ものによります』
セ「...七武海に入ってくれないか?」
A『イヤです』
「「「即答!!?」」」
055 めんどいことはしたくないのさ!→←053 口論しますか?
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おナス(プロフ) - 侑奈さん» あ、本当だ...。ご指摘ありがとうございます!そしてすいません!その時の私はまだ無知だったために、「アマ」を「女」と書くことを知りませんでした(汗)なのでガッツリやっちゃってますね...本当にスイマセン! (2017年9月10日 10時) (レス) id: 14cb722bd4 (このIDを非表示/違反報告)
侑奈(プロフ) - 033話なんですが このクソアマって言ってます女ってバレてますよ (2017年9月9日 19時) (レス) id: 1ee08fc342 (このIDを非表示/違反報告)
おナス(プロフ) - ゆーじさん» 続編に行ってらっしゃいませ!!そしてありがとうございまっす!!続編も頑張るぞー!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: 14cb722bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - おナスさん» わー!!続編今から見に行くよー!!★10個で駆け付けるよー!!パート1お疲れ様でしためろりーん!!続編へGo!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
おナス(プロフ) - ゆーじさん» んー...。そうですか。どこが違うんですかねー。お役に立てず申し訳ないです!また何か困ったことがあったらその時はまた私の持てるだけの力を貸します!! (2017年4月7日 22時) (レス) id: 14cb722bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おナス | 作成日時:2017年2月19日 18時