のぞみーるの恋愛事情３（青×桃） (ページ30)

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あおいろおまけページ30

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桃「流星くんには特別なチョコレート作っててん。でも、それは神ちゃんにあげちゃって渡せなかったから…」

「俺のために作ってくれたってこと？」

桃「うん！今回はほんまに流星くんのためだけに作ったやつ// 家族にも神ちゃんにも渡してへん////」

こんな可愛いことしてくれるなんて想像もしてなかった

俺のために作った前回のチョコも気になるけど

たった一つだけの今回のチョコの方が特別な気がする

しかも、のぞみーるとして渡してくれてるんやから

きっと、のぞみーると望で渡す時も迷ったはず

どっちも見れて俺的には大満足というか、幸せ者すぎる

桃「わっ…！////」

「ほんまに嬉しい。ありがとう」

のんを腕の中に閉じ込めてキツく抱きしめる

「ホワイトデー。絶対にええものあげるから楽しみにしてて」

桃「流星くんからのお返しならなんでも嬉しいからね？// 流星くんの彼女で居られるだけでのん幸せやから////」

俺の肩に額を押し付けながら呟くのん

ほんまにあかんわ。可愛すぎる。

「あんまり可愛いこと言わんで笑心臓持たへんから」

桃「へっ…！？////」

「ふっ笑ほんまに愛してる」

桃「っ……// の、のんも…愛してる////」

少し乱れた前髪を直してあげて軽く触れるだけのキスをする

暗いとはいえここは公園で誰が通るかもわからへん

のんもそれがわかってるからなのかもう一回は求めてこーへん

「家まで送ってく」

桃「え！大丈夫やで！」

「あかん。女子高生が1人で歩いてたら狙われる」

桃「…ありがとう//」

のんの手を取って他愛もない話をしながら歩く帰り道

ほんま、女の子にしか見えへんねんから気をつけてほしいわ。

なんて可愛い彼女を横目に見ながら、空いてる手で貰ったチョコを大切に持つ俺。

通り過ぎる奴らに、"この可愛い彼女からもらったんやで"ってアピール

そうでもしないと、ただでさえライバルが多いのにもっと増えてまいそうやから。