のぞみーるの恋愛事情３（青×桃）

あおいろ ページ15

⠀


"あひゃひゃ笑"なんて楽しそうに笑ってる しげ


ほんま最悪や…


望には黙ってたのに…


桃「流星くん、そんなこと…//」

「いや、その…」

桃「…嬉しい//」

「え？」

桃「流星くんのそういうところ、のんは好きやから////」


相変わらずストレートに伝えてくる望


めちゃくちゃ照れ屋なくせにってこっちが戸惑ってばっかり


「俺、ほんまに独占欲強いから」

桃「知ってる// のんと一緒やもん//」


俺の肩に顔を埋める望は、もう人前とか気にしてへんらしい


ほんま、こういうかわええところを見せたくないねん


だから黙っててよかったのに。


これからは望を守りつつ、俺のものやってアピールしていくしかないか


そんなことを思っていると、ズカズカとこっちに近づいてくる女子


目の前で立ち止まると俺ではなく望の方に向かって


女子「ねぇねぇ！！」

桃「…！は、はい！」

女子「もう笑 そんな緊張せんといて笑 いい事教えようと思っただけやから！」

桃「いいこと…？」

女子「流星が告白断る時にのぞみーるのことなんて言ってるか！」

「ちょっ…！」


望に何の用かと思えば…！！


しげを筆頭に色々打ち明けようとしすぎやねん！


桃「き、聞きたい…！」


はぁ…望まで…


女子「いいよいいよ！えっとね…」

女子「私も告白した時に言われたこと教える！のんちゃん、めちゃくちゃ愛されてるから！」

桃「へ…のんちゃんって…」

女子「あ…あかんかった？」

桃「ううん！嬉しい！！」

男子「お前ら、俺も混ぜて！」

男子「俺も俺も！のんちゃん、俺とも仲良くして！」

桃「うん！もちろん！！」


あっという間に望の周りには人だかりが。


鈴木「ﾁｯ…‼︎なんなの…！」


その様子を見てた凛は怒りを抱えながらも教室を出て行く


納得はしてへんみたいやけど、俺らの味方の多さには勝てへんみたいやな


桃「流星くんが、そんなことを？//」

女子「うん！ほんまやで！」

男子「あ！小瀧、ライン交換しようや！」

女子「私も！小瀧くんとカフェ巡りとかしてみたい！」

桃「うん！もちr…緑「あー！だめだめ！」

桃「神ちゃん！？」

緑「もう！のんちゃんはあの大人気のウェスタグラマーなんやで？そんな簡単に連絡先とかダメ！！」

女子「神ちゃんはただのお友達でしょ！流星くんが言うならまだしも…」

緑「ただのお友達ちゃうし！のんちゃんの大親友やから！！」

赤「とーも、落ち着いて」

緑「ふん…！」

赤「え！とも！？」

あおいろ→←あおいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す