◎ 画面越し片想い _ ** Hirano.Ｓ ：）完結 !

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平「 え 、 もう行っちゃったん ? 」



母「 うん 、 なんか委員会の集まりあるとか云って … 」





次の日 、
Aん家にピﾝﾎﾟﾝしてみると

出てきたのはお母さんで 。



… A 、 委員会なんて入ってたっけか 。






平「 ありがとうございます 」





へらっと笑って少し頭下げてから
少し早足で学校へと向かう 。



… 昨日から 、 やっぱAの態度変や 。




普通で 、 変 。



あからさまに
避けられてへん ? 俺 。






平「 何やし … 」




ちょっとむっとした 。






そして 、 学校着けば
いつも通り友達と仲良さ気に話すA 。






平「 、 居った … 」



「 あ 、 平野くんおはよう 」



平「 ほんまあり得へん 、 置いてくとか 、
　 ……… ん ? 今A 俺のこと 」



「 ごめんね ? 委員会の集まりあってさ 」






申し訳なさそうに笑うAに遮られて
平野の言葉がAの耳に入ることはなかったけど 。




今 、 彼奴

俺のこと“平野くん”って呼んだ 。




… 聞き間違い ? いや 、 絶対 。





今思えば昨日も
声かけてきたとき

“平野くん”だった … ?






平「 あの 、 Aさ っ 」



男「 あー紫耀 、 ドﾗﾏ決まったんだってな 〜 」



女「 おめでとう っ あたし絶対見る ! 」



平「 あぁ 、 うん … 」






Aのところ行きたいのに
囲まれて 、 なかなか動けない 。


必死に笑顔浮かべてると



一瞬Aはこっち向いて悲しそうに眉寄せたあと
ふいっと 、 顔を背けてしまった 。





… 俺 、 なんかした ?




何もしてないはずなのに

何でAが離れてっちゃうのか
平野のこと置いてっちゃうのか分からんくて




苛々 、 最高潮 。






平「 、 なんでやねん 」







Aのばかやろー。









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