【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの伍 (ページ7)

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帰りページ7

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-夕方-

『ただいま戻りました。』

杉元「イナンクルさん!!」

『は...はいッ!!』

杉元「こんな遅くまでどこに行ってたの。」

『お散歩です...』

杉元「ひとりで?」

『途中から尾形さんと一緒に...』

杉元「尾形ぁ!?」

尾形「騒がしい...早く中へ入れろ。」

私が尾形さんと散歩をしたと言ったら
杉元さんは尾形さんに掴みかかった

『杉元さん落ち着いてください!!』

杉元「イナンクルさんは危機感が無さすぎる、もう少し気をつけて...」

杉元「尾形は信用ならねぇ...」

杉元「コイツと一緒にいたら何されるか分からないんだよ?」

『そんな事は...』

杉元「イナンクルさん、俺は...」

アシㇼパ「杉元、イナンクルにも尾形にも悪気はないんだ。」

アシㇼパ「中へ入れてやれ。」

杉元「...」

ギュッ

チセへ入ると杉元さんは私を抱きしめた

杉元「イナンクルさん...本当に心配したんだよ...?」

杉元「今度外へ行く時はどこに誰と行くのか必ず俺に行ってから出かけてくれ...」

アシㇼパ「谷垣から散歩に行っていると聞くまで杉元はイナンクルを血なまこになって探していたんだ。」

アシㇼパ「もちろん私も心配したから、どこかへ出かける時は私たちに一声かけてからにしてほしい。」

アシㇼパ「何かあったら遅いから...」

そっか...
私の勝手な行動で杉元さんとアシㇼパを困らせて...

『わかりました、困らせてしまってすみませんでした...』

そう言うとアシㇼパと杉元さんは私を許してくれた
杉元さんは尾形さんの事を許していないみたいだけど...

白石「お、イナンクルちゃんおかえり!!」

『白石さん、お戻りになられていたのですね。』

白石「ちょっと満喫して来ちゃった～」

『良かったですね。』

私は白石さんのとなりに座った

『そういえば皆さんはどこへ...』

杉元「そろそろ戻ってくると思うんだけど...」

チセには私とアシㇼパと杉元さんと白石さんと尾形さんしかいない
皆もどこかへ行っているのかな...

しばらく待っていると...

キロランケ「戻ったぞ。」

白石「おかえりキロちゃん。」

キロランケ「白石戻ってたんだな。」

キロランケニㇱパが戻ってきた
すると他のみんなも揃って戻ってきた

キロランケ「網走監獄の地図を手に入れた。」

杉元「作戦会議だな。」

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