【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの肆 (ページ45)

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短い裾ページ45

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杉元「所でよ、尾形...」

杉元「お前、それイナンクルさんの服じゃねえか。」

杉元「どういう事だ??あ??」

白石「確かに、いつの間にかイナンクルちゃんの服の裾が急に短くなったと思えば...」

谷垣「腰に巻いている切れ端はイナンクルの物だな。」

キロランケ「本当だ...」

杉元「どういう事か説明しろ。」

尾形「...」

杉元「もしかして無理矢理切り取ったのか...?」

キロランケ「それは聞き捨てならないな。」

うわああ...
また杉元さんとキロランケニㇱパが誤解をして...

私がした事なのに誤解をされたままでは
流石に可哀想だよね...うん...

う...目のやり場に困る...

私は尾形さんの後ろに隠れ
マタンプㇱで目を隠した

『どういう事も何も...』

『私が切って、尾形さんに渡しました。』

杉元「イナンクルさん。」

杉元「どうして尾形の後ろに隠れてるの?」

杉元「どうして鉢巻で目を隠してるの?」

『目のやり場に困るので...』

私は頑張って誤解を解く事ができた
皆さんは羞恥心もなく普通に会話をしている...

土方「おい、そろそろ旅館へ戻るぞ。」

土方ニㇱパの声がかかり
私たちは旅館へ戻った

ちなみに私はアシㇼパに誘導されながら戻りました

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-旅館-

旅館につくと杉元さんたちはすぐに着替えた
そして私たちは一睡もしていないので少し休憩をする

『ふぅ...』

暗闇の中で盲目の盗賊をずっと警戒していたから
神経を研ぎ澄ませていたから疲労困憊だ

尾形さんもずっと周囲に警戒していたのに...
やっぱり体力なのか慣れなのか...

アシㇼパ「イナンクル、顔色が悪い...」

『少し...仮眠をとりますね...』

壁に寄りかかり
目を閉じた途端私の意識は遠のいた

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次に私が目を覚ますと...

杉元「イナンクルさんの綺麗な脚を一度でも見た奴はぶん殴ってやる!!」

アシㇼパ「杉元、私も一緒に殴ってやるぞ!!」

私の格好についてアシㇼパと杉元さんが暴れていた

『すみません...寝過ぎてしまいました...』

杉元「イナンクルさん!!」

『は...はいッ!!』

杉元「警戒心が無さすぎる!!」

杉元「裾が短いんだから横になったら見えちゃうよ!?」

あれ...私...
横になっていないのにいつの間に...

アシㇼパ(寝ずらそうだったから横にしたのが仇に...)

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