修羅場 ページ34
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-翌日-
杉元「なあ...イナンクルさん...」
『は...はい...』
杉元「昨日...尾形とどこへ行ってたの...?」
『え...?』
私が目を覚ますと杉元さんが私に迫り寄ってきた
恐い...目が笑ってないよ杉元さん...
それよりどうして杉元さんは知っているのだろう...
尾形さんなら煽ろうと言いかね...
いいえ...それはないでしょうし...
キロランケ「おいおい...朝からなんの騒ぎだぁ?」
杉元「キロランケ、実はイナンクルさんが逢引...」
キロランケ「おい杉元、お前殴られたいのか?」
アシㇼパ「キロランケニㇱパ、杉元じゃなくて相手は尾形だ。」
キロランケ「あ"?」
白石「ヒィィィ!!キロちゃん恐ぁい!!」
朝なのに殺気立っている杉元さんとキロランケニㇱパ
本当に何もしていないし何もなかったのに...
谷垣「いったい...何が起こっているんだ...?」
尾形「修羅場だ、谷垣源次郎。」
谷垣「修羅場ッ!?」
インカㇻマッ「困りましたねぇ...」
チカパシ「なになに〜?」
杉元「おい尾形ぁ!!イナンクルさんに何をした!!」
尾形「あ?何もしてねえよ。」
杉元「ぜってー嘘だ!!前にもそう言って実は...」
キロランケ「杉元、なんだその話は。」
キロランケ「どういう事だ?」
どうしよう...朝から喧嘩なんて...
アシㇼパとチカパシだっているのに...
『す...杉元さん...』
杉元「どうしたイナンクルさん、やっぱり何かされたのか?」
杉元「言えないような事をされたのか?」
『いいえ、そんな事は決して...』
キロランケ「イナンクル、付き合うやつの事は言うんだ。」
キロランケ「一発ぶん殴るから。」
絶対に言えない...!!
それに付き合うって誰とですか!?
お見合いなら網走監獄へ行って
真実を確かめてからではなくてですか!?
白石「杉元、キロちゃん...」
白石「イナンクルちゃんが怯えてるから落ち着いて?ね?」
杉元「これが落ち着けるか!!」
キロランケ「箱入り娘が奪われたんだぞ!!」
『お、落ち着いて下さいッ...!!』
白石「ほら、イナンクルちゃんも言ってるからさ?」
杉元「本当に何もされてないの...?」
『尾形さんは眠れなくて外に出ていた私を心配して探しに来てくれただけですッ!!』
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年5月25日 23時
