青い目 ページ23
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インカㇻマッ「鶴見中尉を利用しただけです。」
谷垣「!!」
尾形「大した女だな?谷垣よ...」
何がどうなっているのかわからない...
インカㇻマッさんはキロランケニㇱパがウイルクを殺したと言っているが、キロランケニㇱパは否定して
逆にインカㇻマッさんは鶴見中尉さんと通じている事を素直に認めた...
キロランケ「俺の指紋と一致したなんて...鶴見中尉の情報を信じるのか?」
キロランケ「殺し合えば鶴見中尉の思うツボだ。」
キロランケ「この状況が奴の狙いだろ?」
確かにキロランケニㇱパの言う事も一理ある
贋物の刺青人皮の時のように
混乱を招かせようとしているのかもしれない
キロランケ「アシㇼパ、父親がのっぺら坊じゃないと信じたい気持ちはよくわかる。」
キロランケ「でもあんな暗号を仕掛けられる男がこの世に何人もいるはずがない。」
キロランケ「アシㇼパだってあの父親ならやりかねなと...そう思っているだろう?」
アシㇼパ「...」
アシㇼパは黙り込んでしまった
キロランケ「俺はもう何年も会ってない。」
キロランケ「ここ数年で一番関わりが長いのはイナンクルだ。」
キロランケ「イナンクルもそう思うだろ?」
キロランケニㇱパは私にそう聞いてきた
ウイルクならあのような事をしかねないかと...
のっぺら坊はウイルクなのか
のっぺら坊はウイルクではないのか...
入れ墨の暗号や
アシㇼパのメノコマキリの彫刻
あ...
確か私の
私の知る人の中で驚くほど頭の回転がよく
繊細で器用な事ができるのはひとりしかいない
信じたくない...
そうでないと信じたい...
でも...
『何とも...言えません...ね......』
アシㇼパ「イナンクル...」
『ごめんなさい...』
これに関しては何と言ってみようもない...
そうしかねないと言われればそう思うけど...
白石「どっちだ?どっちの話が本当なんだ?」
白石「誰が嘘をついているんだ?」
尾形「白石、この中で
杉元「本当にアシㇼパさんと同じ青い目だったのか?」
杉元さんは白石さんを問い詰める
白石「え?俺は一度も青い目だって言ってねえぞ...?」
白石「あんな気持ち悪い顔マジマジと見た事ねえよ...」
白石「土方歳三が前にそれっぽい事言ってた気がするけど...」
土方ニㇱパが...
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年5月25日 23時
