相撲 ページ19
.
『きゃッ!!』
ドンッ!!
杉元さんは私を尾形さんの外套で包み
マフラーで手を縛ると番屋の別室に私を押し込んだ
杉元「イナンクルさん...」
杉元「ちょっとだけ...ここで待ってて...?」
『は...はい...』
ピシャリ!!
杉元さんは苦しそうに扉を閉めた
これは一体...
何が起こっているのだろう...
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-No side-
ピシャリ!!
杉元「ふう...」
谷垣「危なかったな...」
無事にイナンクルを避難させることができた杉元は
再び席に座り直した
すると...
ガラッ!!
杉元「誰か来た。」
??「痛テテッ!!耳噛まれたッ!!」ﾊﾞｻﾊﾞｻ
??「よう...久しぶり...」
ムワアアッ...
杉白谷「「「キロランケ...?」」」ｺﾞｸﾘ...
番屋に入ってきたのはキロランケだった
そしてキロランケも加わることに...
キロランケ「土方歳三たちとは旭川ではぐれたままそれっきりだ。」
キロランケ「近くのコタンでお前らの話を聞いてな。」
キロランケ「それよりよぉ...」
グツグツ...
キロランケ「杉元お前...」
キロランケ「ちょっと見ない間に急に...いい男になったな?」
杉元「よせやぁい...」
白石(カワイイ...)
キロランケ(カワイイ...)
谷垣(カワイイ...)
グツグツ...
白石「キロちゃんも...前よりいい身体になってねえかいええぇ?」
キロランケ「そうかぁ?どうだ谷垣ぃ?」
谷垣(なんなのだ...?この感情...!!)
谷垣(抑えきれない...!!)
白石(こんな気持ち初めてだ!!)
白石(どうやって発散させりゃいいんだ...!!)
尾形「...」
グツグツ...
杉元「ダメだ...俺...もう...我慢できねえ...」
ピシャッ!!
杉元「相撲しようぜ!!」
...(((なるほど!!そうか!!)))...
パシィィン!!
杉元「ふんッ...!!」
谷垣「んんんッ!!」
パシィィン!!
キロランケ「ふんんんッ!!」
白石「んあぁぁ!!」
パシィィン!!
杉元「ふんん!!」
キロランケ「んんんう!!」
パシィィン!!
谷垣「んおおおッ」
白石「んはッ...あああ!!」
...「「「「んああああああッッ!!!!」」」」...
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...「「「「ごっちゃんです...」」」」...
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年5月25日 23時
