芦別 ページ40
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-翌日-
アシㇼパ「コタンの女たちが、ここの村は男がいなくなったからずっとコタンに居ろと言っている。」
コタンの女性たちは夫や息子を殺された
男性がいないとできないこともあるから3人には残ってもらいたいのだろう
アイヌの女達「「「チンポセンセイ!!」」」
アシㇼパ「特にチンポ先生が大人気だ、熊に勝ったし強い子供が出来ると言っている。」
牛山「!!」ﾋﾞｸｯ
するとチンポ先生がコタンの女性たちの方へ...
尾形「悪いが用事があるんでね。」
杉元「弱みに付け込むのは良くないぞ牛山、責任取れるのか?」
牛山「種子だけ置いていけないだろうが...!!」
...行ことした所を杉元さんに引き止められた
アシㇼパ「弱くなんかない、アイヌの女だって強かなんだ。」
アシㇼパ「このコタンは必ず生き返る!!」
アシㇼパ「さあ先を急ごう!!白石もきっと杉元に逢いたくて寂しがってる。」
私たちは芦別へ向けて出発する
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-芦別-
私たちは無事に芦別で土方ニㇱパたちと合流する事ができた
合流できたのはいいのだけれど...
土方「おそらく白石はいまごろは旭川についてしまっているだろう。」
白石さんが第七師団の軍人さんに捕まってしまった
土方「アイツが勝手に脱出できたとしても、いつになるかわからないものを我々は待っているわけにもいかない。」
永倉「そもそも脱出できるかどうか、脱獄王とはいえ監獄とは違うんだ。」
永倉「どんな扱いを受けているか...」
家永「今この瞬間皮を剥がされているかも...」
白石さんは脱獄王だけど脱獄はすぐにはできないだろう
酷い扱いを受けていなければいいのだけれど...
牛山「尾形見てこいよ、お前第七師団だろ?」
尾形「俺はいま脱走兵扱いだ。」
杉元「キロランケは?元第七師団だろ?」
キロランケ「俺は
「「「「「まあ...いいか...」」」」」
牛山「あいつの入れ墨は写してるし...」
白石さんなら脱獄していつの間にか戻ってくるだろうと思ったのだろう
みんなの心の声が聞こえたような気がした
そんな中
杉元「いや、俺は助けたい。」
杉元さんだけは違った
土方「ふざけた男だが、白石にはまだ使い道がある。」
永倉「しかし、どう助けるんです?」
土方「あの男なら...」
土方ニㇱパにはどうやら思い当たる人がいるみたい
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
