【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの弐 (ページ19)

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チタタプページ19

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アシㇼパ「あとは内臓ごとチタタㇷ゚にする。」

杉元「出～た～!!チタタプ!!」

牛山「チタタプ?」

『チタタㇷ゚とは〝細かく叩いたもの〟という意味です。』

アシㇼパ「チタタㇷ゚っていいながら叩いてくださいチンポ先生!!」

アシㇼパはチンポ先生にタシロを渡した

牛山「チタタプチタタプ...」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

『お上手ですよ先生。』

牛山「そうか?」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

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程なくして...

アシㇼパ「そろそろ替われ尾形!!」

アシㇼパ「チタタㇷ゚は皆で叩くんだ!!」

アシㇼパが尾形さんにタシロを渡した

尾形「...」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

杉元「アシㇼパさん!!」

杉元「尾形がチタタプって言ってません!!」

アシㇼパ「尾形ぁ～どうした?」

尾形「...」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

尾形さんはアシㇼパと杉元さんに
ずっと見られながらチタタㇷ゚している

す...すごい圧...

『無理に言わなくても...』

アシㇼパ「イナンクルは尾形に甘いぞ!!」

『えっ?』

甘い...?

杉元「え～それアシㇼパさんが言っちゃうの～?」

私が尾形さんに甘いって...
どういう事...?

アシㇼパ「またいじめられたのか?」

アシㇼパ「それとも脅されて優しくしているのか?」

『尾形さんはそんな事をするような人では...』

アシㇼパ「それも言わされているのか?」

『言わされてなんて...』

いじめられたのは剥製屋さんの時だけで
その後はむしろ助けてもらったから...

何とかして誤解を解かなくては...

杉元「おい、お前何か言わねえとアシㇼパさんに誤解されたままだぞ...」

杉元「イナンクルさんはあまり強くものを言えねえから...」

尾形「...」

さっきまで敵意丸出しだったのに
杉元さんが尾形さんに同情している...

牛山「良いのか尾形...」

尾形「言わせておけ。」

尾形さんは一生懸命誤解を解こうとしている私を面白そうに見ている

もう...
あなたのために頑張っているのにッ...!!

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その後...

アシㇼパ「いじめられたら直ぐに私に言うんだぞ。」

『わかりました。』

何とか誤解を解くことはできたけど
アシㇼパの庇護欲がいっそう強くなった気がする...

アシㇼパ「何かあったら私がストゥで叩いてやる!!」

『ス...ストゥの乱用はいけませんッ!!』

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