【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの壱 (ページ15)

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谷垣ニシパページ15

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谷垣「お前らが何のために金塊を見つけようとしてるのかは知らんが...」

谷垣「鶴見中尉の背負ってるものとは恐らく比べ物にはならんだろう...」

鶴見中尉さんは第七師団を乗っ取って何をする気なのだろう...

また他の国と戦争をするのかなぁ...

食事が終わり...

アシㇼパとフチが洗い物をしている間に
私は谷垣ニㇱパの食事を作った

『谷垣ニㇱパ、お食事をご用意致しました。』

谷垣「嗚呼、すまない。」

谷垣ニㇱパには食べやすく
身体に良い食べ物を用意した

ひとりだけ食べられないのは可哀想なので
身体を起こせるようになったらユㇰオハウやルイペをご馳走しよう

谷垣「美味い...ひとりで作ったのか?」

『はい、料理は得意なので...』

『ありがとうございます。』

私は谷垣ニㇱパの体調を見て
食後に摂取する薬を調合していると...

谷垣「お嬢さん...」

『はい。』

谷垣「名前を聞いてもいいか?」

谷垣ニㇱパは私の名前を聞いてきた
特に断る理由もないので私は谷垣ニㇱパに名乗った

『イナンクルと申します。』

谷垣「俺は谷垣源次郎だ。」

谷垣「しばらく世話になる...」

谷垣ニㇱパは名乗ると
私にお世話になると言った

『いいえ、快癒するまでゆっくりしていってください。』

『薬、置いていきますね。』

谷垣「ああ...」

私は身支度を整えフチのチセを去る

杉元「イナンクルさんもう帰るの?」

『はい、暗くなる前に帰らないと...』

『夜道は危ないので。』

白石「俺が家まで送ってくよ?」

『いいえ、お客様に手間をかけさせる訳にはいきませんので。』

杉元さんと白石さんにお辞儀をして
私はその場を去った

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白石「困った顔も可愛いね～」

白石「イナンクルちゃん♡」

杉元「白石...」

杉元「イナンクルさんにデレデレしてるとアシㇼパさんに殴られるぞ...」

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