【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの壱 (ページ10)

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白石さんページ10

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アシㇼパ「こっちだ!!」

私はアシㇼパに連れられてチセの外へ出た

アシㇼパ「杉元、白石、イナンクルを連れて来たぞ!!」

アシㇼパが遠くにいる2人を呼ぶと...

白石「シライシヨシタケです、独身で彼女はいません、付き合ったら一途で情熱的です。」

シライシさんがすごい速さで走ってきて
すごい勢いで自己紹介をした

独身で...

一途で...

情熱的...

『えっと...』

『イナンクルと言います...』

白石「イナンクルって言うんだね!!可愛いね～!!」

『あ...ありがとうございます...』

私の手をギュッと握る白石さん

白石「金髪碧眼とか初めて見るぜ!!」

白石「すごい綺麗だね～」

『そう言ってもらえると嬉しいです。』

母と同じ瞳の色と髪の色を綺麗だと言ってもらえるのはとても嬉しい...

白石「日本語も上手だね!!」

『ありがとうございます...』

白石「今度一緒に出かけない?」

どうしようすごい見つめられてる...
それにお出かけに誘われるのも初めてだし...

何より顔が...

近い...

『あのえっと...シライシさん...』

白石「どうしたの?イナンクルちゃん!!」

『その...』

うっ...

言い難い...

杉元「おい白石...イナンクルさんが困ってるだろ。」

杉元「困らせるな。」

杉元さんは白石さんを引き剥がした

白石「イナンクルちゃんが可愛くて...」

白石「ついつい見とれちゃったよ～」

『え...?』

見とれ...

アシㇼパ「イナンクル...?」

杉元「う...嘘だろイナンクルさん...」

『はわわ...見ないでください...』

真っ赤な顔の私を見て驚くアシㇼパと杉元さん
白石さんは私と2人の顔を交互に見ている

白石「え...イナンクルちゃん...?」

『すみません...』

『私...そう言われる事になれてなくて...』

『は...恥ずかしい...です...』

私はアシㇼパの後ろに隠れた

杉白ア(((か...可愛い...!!!!)))

『本当に...ごめんなさい...』

今にも泣き出しそうな私を見て慌てふためく3人
やっぱり男性と関わる以上はなれないといけないのかな...

急すぎるとダメだ...

なんとかして耐性をつけないと...

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