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しばらく時間が経って、
客席には誰もいなくなってわたしたちだけになった頃、
川西「A、」
と声が聞こえた。
振り向くと、アンコールの衣装のままの拓実くんがそこにいた。
リア「うわっ！！！」
川西「………どうも」
リア「ぎゃあ！！！！」
「あ、すみません。リアちゃんです」
川西「はじめまして…かな？」
リア「単独ライブ行ってるからあたしからしたらはじめましてじゃないけど！！はじめまして！！え！目合ってるんだけど！怖ァ！」
川西「……あは、は……」
リア「え！？引いてるじゃん！！解釈一致ー！！」
川西「………A、助けて」
ダメだ、ギャルにタジタジの拓実くん面白すぎる。
「っぶ、ごめんなさい…っ」
川西「………あの、リアさん、」
リア「ひっ！！は、はい……」
川西「ちょっとA借りていいですか？」
リア「えっ！？！！？！全然いいです！！返さなくても！」
拓実くんはリアちゃんにぺこ、と頭を下げて わたしの手を引いて誰も通らないような裏口に連れてきた。
…………ていうか、……え？
なぜわたしはここに。
しかもなんか怒って、…る？
あれ？？？
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ゆか(プロフ) - あたし瑠姫くん推しやけど読みながら拓実くんの行動や仕草にめっちゃドキドキしちゃいました(/ω＼)♡完結まで頑張ってください☆ (5月23日 22時) (
レス) @page33 id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
あやちょる(プロフ) - かわいいです！好きすぎます！一気に読んでしまいました‼︎続き楽しみにしてます♪ (5月22日 23時) (レス) @page33 id: 62396e4383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食べたい | 作成日時：2023年5月15日 21時
