◇３４ ページ34
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「……ん、」
「あ、起きた？おはよ」
また閉じようとする目をこすって、ボヤボヤしてた視界がクリアになっていくと共に、とんでもなく美しいお顔が目の前にあることを自覚。
ちっっっっっかぁ！！！
「い、いつからおきてたんですか…」
「んー、10分前くらい？」
「…あっ！腕痛いですよね、すぐ起きます」
「んふふふ」
「ぐぇっ」
恥ずかしいのと申し訳ないのとでベッドを降りようとしたけど、すかさず腕に力を込められてぎゅって抱きしめられる。
「あかん、逃がさん」
「ぅ、…」
「そうや、大学は？」
「ないです」
「そっか、じゃあもうちょっと一緒におれるな」
「拓実くん、仕事は？」
「11時に迎え来る。」
今仕事の話せんといてって、またぎゅってされた。拓実くんが大学は？って聞いたからわたしも仕事のこと聞いたのに！
しばらくそのまま大人しく抱きしめられていると、空気の読めないわたしのお腹が「ぐぅ〜」って情けない音を出して、にやにやした拓実くんが「起きよか」って。恥ずかしい！！！！
「ん、歯磨き粉」
「ありがとうございます」
そして2人並んで洗面台に立って歯磨き。
鏡越しに拓実くんと目が合うと、「ん？」って顔で首を傾げてた。
……なんかちょっと、むず痒い。
「っしゃーー、メシ食うか」
「食うっす！」
昨日買っておいた菓子パンを食べながら朝の番組を見て、あーでもないこーでもないって話して。
「拓実くん、韓国どうでした？」
「どうって…んー…楽しかったで、自由な時間ほぼなかったけど」
「…次はわたしも連れてってくださいね」
「え、まじで連れていくで。知らんでほんま」
「ふふ、お願いします〜」
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ゆか(プロフ) - あたし瑠姫くん推しやけど読みながら拓実くんの行動や仕草にめっちゃドキドキしちゃいました(/ω＼)♡完結まで頑張ってください☆ (5月23日 22時) (
レス) @page33 id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
あやちょる(プロフ) - かわいいです！好きすぎます！一気に読んでしまいました‼︎続き楽しみにしてます♪ (5月22日 23時) (レス) @page33 id: 62396e4383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食べたい | 作成日時：2023年5月15日 21時
