◆３１ ページ31
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「Aちゃん」
「はい」
「俺の事さん付けで呼ぶんやめたら、ぎゅーしてあげる」
「…………は、恥ずか」
「今のこの体制の方が恥ずかしない？」
「たしかに……！！」
「はい、じゃあどうぞ」
「…………たっ、……拓実、くん」
拓実くん、かぁ。
……さんよりマシか。
「A、かわいい」
ぎゅーーって抱きしめてみると、思ったより全然細くて、小さくて、……変な感じがした。
「うっっっ、」
「あ、ごめん強くしすぎた？」
「や、心臓が…………」
「でた、それ」
少し体制を変えて、Aを膝の上に乗せてまた抱きしめると、Aも俺の首に腕を絡みつけてきた。
「A」
「A…………っ、……はい。何でしょうか、拓実くん」
「……今日泊まってって言ったら怒る？」
「………………えっっっ」
久しぶりに会えて、こんなにくっついたら……もう離れたくなくて、気づいたらそんなことを口走ってた。
「…………怒りません」
顔を赤くしてそう答えるAに、
ミスったかなって思った。
俺、こんなかわいい子家に泊めて何もせずにおれるんやろうか。
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ゆか(プロフ) - あたし瑠姫くん推しやけど読みながら拓実くんの行動や仕草にめっちゃドキドキしちゃいました(/ω＼)♡完結まで頑張ってください☆ (5月23日 22時) (
レス) @page33 id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
あやちょる(プロフ) - かわいいです！好きすぎます！一気に読んでしまいました‼︎続き楽しみにしてます♪ (5月22日 23時) (レス) @page33 id: 62396e4383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食べたい | 作成日時：2023年5月15日 21時
