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それからしばらく2人で深夜のお笑い番組を見ておんなじところで笑って、あ、笑いのツボ同じだなぁ〜なんて考えてた。


お笑い番組が終わると、
情報番組が始まって、なんとなーくテーブルの上を片付ける。ゴミ捨てたりね。



「……ありがとう」


「いえいえ〜」


「はぁ……」


「……どうしたんですか」


「いや、行きたないなぁって。」


「韓国?」


「うん」


「仕事だから仕方ないですよ」


「韓国自体は好きやし仕事も好きやけど、」


「…………うん??」


「…んーー、…………手繋いでいい?」


「あ、はい。どうぞ!」


「ふっ、元気やな」



昨日と今日で手を繋ぐのは慣れてきた。
…………つもり。



「顔赤いで」


「気のせいです!」


「はは、そっか」



拓実さんがふと時計を見たのと同時にわたしも視線をそっちにずらすと、もう時間は3時を指していた。



「すみません、こんな時間までお邪魔しちゃって…。帰りますね」


「…………ううん、ありがとう。無理やり連れてきたのにこんな時間まで」


「いやいや!楽しかったです。お仕事頑張ってください!」


「うん、Aちゃんも頑張って。……タクシー呼ぶわ。」


「ありがとうございます!」



スマホのアプリでタクシーを呼んでくれた拓実さん。左手はいまだに繋がれたまま。



「ごめん、Aちゃん」


「え、…………」



左手を急に引っ張られて、座ったままの拓実さんの胸にわたしのおでこがぶつかった。



「2週間分」


「……っ」



一瞬ぎゅってされて、
すぐに離れてしまった拓実さんの体温。



「心臓苦し?」


「く、くるしいです……!!」


「うん、よかった」


「よかった!?!?」




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ゆか(プロフ) - あたし瑠姫くん推しやけど読みながら拓実くんの行動や仕草にめっちゃドキドキしちゃいました(/ω\)♡完結まで頑張ってください☆ (5月23日 22時) (レス) @page33 id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
あやちょる(プロフ) - かわいいです!好きすぎます!一気に読んでしまいました‼︎続き楽しみにしてます♪ (5月22日 23時) (レス) @page33 id: 62396e4383 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:食べたい | 作成日時:2023年5月15日 21時

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