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「あ、ここで降りるよ！」
バスをおりる。
「目つぶって」って言われて、言われるがまま目をつぶると、Aが俺の手を引っ張っていく。ちょっと怖いけど、
大平「まだぁ？」
「はい！どうぞ！」
大平「はい！……………うわぁ！ええぇ！！」
目の前に広がるのは、一面青のネモフィラ畑。夕日でキラキラ光ってて、ありえんくらい綺麗。
大平「なにこれー！すげぇ！！」
「ふふ。昨日ロケでここに来たんだけど、祥生くん絶対好きだと思って暗くなる前に来たかったの。早く見せたくて」
大平「え〜〜〜、うわぁ………」
「ネモフィラと祥生くんの髪色似てるし」
大平「俺混ざってもバレへん？」
「バレない」
大平「あははっ」
Aがこの景色を見て、
俺のことを思い出して考えてくれて、連れてきたいって思ってくれて、……実際こうやって見せてくれて。
ほんまに嬉しい。
大平「A」
「はい」
大平「ありがとう」
「えへへ、はい！気に入った？」
大平「当たり前やん！ちょっと待って写真撮る」
フィルムカメラでネモフィラを何枚か撮って、Aを入れた写真も撮って、2人の写真もたくさん撮った。
はぁ、やばい。
幸せすぎる。
「あーー、日沈んじゃったね」
大平「でもめっちゃいいの撮れた。Aのおかげやわ」
「喜んでくれてうれしい」
大平「ちょっとあそこ座って写真見よ！」
「うわ！あんなとこにベンチあったんだ」
隅っこの方に佇むベンチに2人で腰かけて、写真を確認。
大平「綺麗やなぁ」
「ね！超綺麗だったよね、ネモフィラ」
大平「んーん、Aが」
「………あっ、わたしが！？」
大平「うん、これとかめっちゃかわいい」
「……そう？いつもと変わらないけど、」
大平「いっつもかわいいってことやな」
「あ、あま〜〜い」
照れて耳を赤くするA。
あー、可愛いなぁ。
目に入れても痛くないってこういう感情なんかな。
大平「ほんまにありがとう」
「ううん、わたしが連れてきたかっただけだから」
大平「………大好きやで」
「なぁんで目逸らして言うの！ちゃんと目見て」
大平「恥ずかしいやんか！」
Aの両手でほっぺた包まれて、無理やり目を合わせられる。
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食べたい(プロフ) - 甘宮さん» コメントありがとうございます！（т-т）マジで情弱すぎて何も分かってなかったです笑 やってみます！感謝ですううう泣 これからもよろしくお願いします((*_ _) (2023年4月13日 12時) (
レス) id: 4dbc5a4353 (このIDを非表示/違反報告)
甘宮(プロフ) - いつも拝読させて頂いてます、続編おめでとうございます！この小説が生きる活力になってるので、これからもずっと応援し続けます！(余計なお世話かもしれませんが、続編へのリンクという所に続編のURLを入力するとお気に入り登録が引き継がれますよ！) (2023年4月13日 7時) (レス) @page1 id: 7aa9b04f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食べたい | 作成日時：2023年4月12日 19時
