俺の小さい妹～ｶﾀﾖｾﾘｮｳﾀ～ (ページ13)

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「お兄ってなんでそんなかっこええの？」

涼「ﾌﾞﾌｩｳｳｳｳｳｳ!!!
え？」

「なんかね、保育園の先生がいっつも言ってくるねん、Aちゃんのお兄さんかっこいいね、うらやましいって」

涼「へー、いわれるの？」

「言われる言われる」

涼「んー、お父さんとお母さんの顔をとってますって言っとき？」

「ママとパパのお顔？え？とってたん？」

涼「そりゃー取らなきゃ似らないよ
Aの顔だってママとパパと俺の顔取ってるし」

「アンパンマンやん笑」

涼「まあ、そりゃそうやな」

「あ！でっかいタコ！！」

涼「お、あったり～♪」

「明日はお好み焼きでいいな」

涼「え、また手の込むやつ…」

「その次は～、あ、親子丼もええな～あ、ほら、食欲の秋って言うし、なんでも美味しそうに見えんねん！」

涼「…焼肉行こ」

「え？ほんま？？亜嵐くんもええ？？」

涼「なんでそうなるの」

「亜嵐くんお肉好きって言うてたし！」

涼「…まあいいよ」

「やった！！！誘っとってな！！」

涼「はーい」

「楽しみやな～焼肉♪」

涼「意地張ってたくさん食べたらダメだからね？」

「え？なんで？」

涼「お腹痛くなるでしょ」

「むぅ…」

Aはですね

まだ小さいので食べすぎると

すごいお腹が痛くなるようで

食事は結構量を考えてるわけで…

でもこの子まだ行ける！とか言って

で、結局お腹壊すという始末に終わってしまうので

今日のたこ焼きも

最低10個は食べ終わろうということで

10個ってみなさん少ないと思われるでしょ

まあ僕も少ないと思いますよ

でも、この子にとっては多いと思いますよ

ほら、あと1個なのに

ぷふぅ、とか言ってるんですよ笑

かわいくないっすか？
か

「お兄食べて」

涼「あと1個やん」

「いやや、もう食べられへん」

涼「明日焼き肉あと一個食べるともれなく白濱亜嵐付き」

「よっしゃ！食べるでたこ焼きあと1個！！！」

よっしゃのせた！

やっぱ亜嵐くんパワーすごいな

「…あかん…」

涼「どした」

「お腹痛くなった」

食べてあげればよかった
僕片寄涼太、反省します。